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ブダペスト国立工芸美術館のご紹介

2021-11-15 12:27:58 | ブダペスト国立工芸美術館名品展ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ

ブダペスト国立工芸美術館のご紹介

 

みなさまこんにちは!

本日は、パナソニック汐留美術館にて開催中の
「ブダペスト国立工芸美術館名品展ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ」に
出品している作品を借りている
ブダベスト国立工芸美術館をご紹介いたします!

ブダペスト国立工芸美術館HP(英語/マジャール語)
http://www.imm.hu/en/  

 

ブダペスト国立工芸美術館 外観(提供:ブダペスト国立工芸美術館)

 

ブダペスト国立工芸美術館は、1872年にハンガリーのブダペストに創設された美術館です。

19世紀後半、急速に進む工業化の中で、伝統的な美術工芸品や手工芸品、現代の工業製品を収集・研究する必要性が問われ、ヨーロッパ各地(
ロンドン、ウィーン、ベルリン)で自国の美術品を取り扱う工芸美術館が開館しました。

そのような時代にブダペスト国立工芸美術館は創設されました。

歴史を誇るブダペスト国立工芸美術館は、ハンガリーの建築家、
エデン・レヒネル(1845-1914)によって設計されました。

美しい宮殿のような建物は、アール・ヌーヴォー建築のうちの一つであり、
外観・内観ともに細部までこだわりが詰まっています。

色使い、細かな装飾がとても素敵で見惚れてしまいます

ブダペスト国立工芸美術館 外観(提供:ブダペスト国立工芸美術館)

ブダペスト国立工芸美術館 内観(ブダペスト国立工芸美術館より)

ブダペスト国立工芸美術館の所蔵品は、主に開館当初ハンガリー国立博物館から引き継いだ世界の古美術品からなる歴史コレクションと、万国博覧会における購入品( 1873年のウィーン万博、1878年と1889年のパリ万博など) 、有名企業( ヘレンド製陶所、ジョルナイ陶磁器製造所)からの寄贈品からなるコレクションにより構成されていました。

その後、次第に所蔵コレクションが増えたため、ハンガリーの建築家エデン・レヒネル の設計によって、1986年にブダペスト国立工芸美術館(下の写真参照)が創設されました

ブダペスト国立工芸美術館 外観(提供:ブダペスト国立工芸美術館)


コレクションは1940年代末から1960年代初めにかけて大幅に増え、20世紀後半からは、
主にハンガリーの古い時代の作品に加えて、現代の作品がより多く集められるようになりました。

今日でもハンガリーの現代作家の作品を中心として作品の収集が行われています

現在、ブダペスト国立工芸美術館は、大規模な改装工事をおこなっています。
リニューアル後は刺激的で魅力に溢れた美術館として再び開館する予定です!

行動が制限されている今日この頃ですが、世の中が落ち着いたら
ぜひ、みなさまに訪れていただきたい美術館のひとつです。

世界を旅した日本の美意識を味わえるブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへはパナソニック汐留美術館にて12月19日まで開催中です。

ブダペスト国立工芸美術館のコレクションを日本でご覧いただける大チャンスですので、どうぞこの機会をお見逃しなく

 

*パナソニック汐留美術館では新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を実施中です。

ご来館の際は、下記予約サイトでの日時指定予約にご協力をお願いします。

https://www.e-tix.jp/shiodome_museum/

 

<パナソニック汐留美術館>

〒105-8301 
東京都港区東新橋1-5-1 
パナソニック東京汐留ビル4階
ハローダイヤル 050-5541-8600

https://panasonic.co.jp/ew/museum/ 


■会期 

2021年10月9日(土)~12月19日(日)

■休館日
水曜日 ただし11月3日は開館

■時間
午前10時~午後6時(ご入館は午後5時30分まで) ※11月5日(金)、12月3日(金)は夜間開館 午後8時まで(ご入館は午後7時30分まで)

■入場料

一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料 
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。

■アクセス

下記URLよりご確認いただけます。

https://panasonic.co.jp/ew/museum/access/

 


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