☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

加藤和彦が死んだ!

2009-10-27 00:04:08 | 徒然

東京・銀座へ10日間ほど家人の展覧会開催のため出かけていた。
朝出かけて夜遅く帰るホテル暮らしの中テレビも見ない。
朝届けられた新聞を見ていた家人が小さく叫んだ。
「加藤和彦が自殺したんだって!」
「欝だったんだって、、、」「なにそれ?」
「この間はとっても元気そうだったじゃない!」

今年5月の京都会館では元気いっぱいロックしてた。
京都会館はフォークル以来だって言ってた。
私はフォークルが大好きで特に加藤さんの大ファンだった!
そのフォーク・クルセイザーズのファーストコンサートが
本格的な私の生コンサートの初体験。
それが長ーい道のりの私の生ライブ&コンサートの
音楽人生に続いている。
幼かった私はそのコンサートで
何かすごーく感動したのだ!
とっても楽しかっただけでなく
ある意味しっかりと主張があったし
ある意味とても音楽的だった!
この前も書いたがある意味「私の生き方の原点であったかも」
と今年5月に久し振りに加藤さんに会って思った。

彼のフォークル後の活躍ぶり(恋愛ぶりも少し)に注目し
いつも心の何処かにおいていた。
その歩みは確実でさり気なく
心憎いばかりにかっこよく
スマートにさっそうと日本の音楽シーンを闊歩していた。
ドロドロなんかにはほど遠く
芸能界なんかに毒されてないように見えた。

ミカバンドやその復活、スーパー歌舞伎等、
フォークルの復活(知人が生写真をいっぱい撮って送ってくれた)
デュオ、ビタミンQ等々・・・
全て上手く行ってるように見えたのに、、、。
「音楽の世界でやりたいことは全部やった、、、」なんて
そして一人で死ぬなんて・・・どういうこと?

それで自殺なんて
決して「男の美学」なんかではない!
きっときっと空白や寂しさや埋められない何かがあったはず。
埋められる何かを生きてる間に生き方の中で
生きる道の途中で見つけてほしかった
今の時代に新しい明日を生ききってほしかった・・・
これから新しい事実は出てくるかもしれないし
また人の生き様は計り知れないものだけど・・・

右往左往の人間たちの中で
あんなかっこよく見えた彼も「アストラルの世界」でしか
生きていなかったのか。
「アストラルだけの世界」では
もう未来は見えてこない時代なのか・・・
 
彼が伝えてくれたことを
死を通して教えくれたことを
今一生懸命考えている。
 

コメント
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