大阪での家人の展覧会の間中ギャラリー会場には
ショパンのバラ-ド1番とドビッシーの
「月の光」のピアノ演奏がずっと流れていた・・・
展覧会は本来無音を好むだが
「このピアノ」は心地よく響いてじゃまになることもない
そうした音楽は実はありそうであまりないのだ・・・
オーナーに聞いてみると
「ある人が生まれて初めて弾いたピアノを録音し
それをCD化したものだ」と言う。
「どういうこと?初めて弾いてどうしてショパンやドビッシーが弾けるの?」
「うらやましい限りだけど・・・」
聞いた話では十数年前
ある男性(お百姓らしい)が学校の音楽室でピアノの前に座った。
何気なくピアノに触れると勝手にピアノ演奏が始まった・・・
そこに居合わせた知り合いの音楽の先生が
あまりの素晴らしさにビックリして
(今まで習うどころかピアノも殆ど触ったこともないこともわかって)
「ちょっと待って!」ととりあえず手近かにあった
テープレコーダーに録音した・・・
その録音を聞いた人たちの反応やその素晴らしさから
何とか残しておきたいと言うことで、
演奏した方の知人の元大学教授が最近CD化されたという・・・
その先生とお話しする機会があったので聞いてみた。
この演奏ピアノが弾けたのはその一回限りだったらしい。
たった1回きりの演奏。
初めてその録音を聞いた時
本人と長い付き合いでどんな人かも十分知っているのにも関わらず
「信じきれなかった」という。
それでこの2曲が収められているCDその時発売されていたものを
すべて購入して一つ一つ聞き比べてみたらしい。
どの人の演奏とも全く違っていたので「信じざるをえなかった」・・・
「弾き手の我が全く入っていない」
「自意識の介入が微塵もみられない・・・」
その方はどんな方かと問えば
「50年以上のコンタクターで・・・わかりますか?」
「はあ、まあ・・・」「どこですか?」
「宇宙連合・・・」
宇宙連合!?バシャールなんかも使ってるけど
その宇宙連合と同じなの?
もう少し突っ込んで聞きたかったけど場所も場所だし残念・・・
ほんとうに音源はいいことないはずなのに
そのCDは「いい演奏!・いい音」に仕上がっっている
聞き続けてもとても気持ちの良いものだった・・・
展覧会が終わった時
その貴重なCDをオーナーからプレゼントして頂いた。
このCDタイトル「クリントールン」は
平和を意味する宇宙連合の言葉であるとのことである・・・