2月、如月 ひかりが輝き始める
風は冷たくても 日差しに春の気配が漂う
ピンクのチューリップと色とりどりのスプレーカーネーションを活けた
辺りに明るさが香る
去年の暮れにi活けた玄関(外)の蝋梅は今も健在・・・
今日も優しい香りがこぼれる
「なぜ明るい面をみないのか」
朝日新聞に池上彰氏が書いていた
殺人事件数が去年・一昨年連続で戦後最低だったらしい
何はともあれ明るい大きなニュースとして取り上げられてもよさそうなものだが
大手新聞社をはじめとして 何処の新聞にも大きく取り扱われてはいない
私ももちろん知らなかった・・・多くの人が知らないと思う
「どうして新聞は、ニュースの明るい面を見ないで
暗い部分ばかりにスポットを当てるのか。
そんな不満をもってしまった」・・・
近頃はなんともがなの殺人が多くセンセーショナルに報道され、
「世はこんな風に変わってしまった・・・」と多くの人は
そんな不安な気分を煽られているけれど
「戦前の慮奇殺人等々たるや今の比ではない」というような本が
数年前出版されてたことがある
知らず知らずの間に
人は日々今日を生きていく上での不安や恐怖を煽られている
人が我々がより大きく「不安や恐怖」に反応してしまう
習性を持っているからだ
「もうそろそろやめませんか」ということなのだが
長く慣れ親しんだ習性はなかなか手ごわいもの
長い習性を変えるには大きな決意と理解がいる
誰しもいや多くの人が、
「幸せ」や「優しさ」や「温かさ」を求めているのは明らかなこと
不安や恐怖に焦点を当てすぎるることに
せめて注意を向けてみるでけでも
少しは何か違ってくるような気がする
無自覚に向かう意識の方向性に気をつけること
「転ばぬ先の杖」もほどほどに・・・
と思う今日この頃
水仙の香りて今日は風日和