『問題は悪意より無知から生じる』
「ハンロンの剃刀」とは
「相手の行為が単なる愚かさで説明できるのであれば、
必要以上に悪意を想定してはいけない」
と いうことを表した定理らしい
勝間和代氏がA新聞の「人生を変える『法則』」にかいていた
氏は個人的にはあまり好みではないのだが
この定理には思い当たることが多々ある気がした
「私もこれを知って日常的に思い浮かべるようになってから
さまざまな怒りを静めるのに役立っています・・・」
よく分かる気がする・・・相手の言葉や出方に瞬時に反応する時、
無意識に「悪意」を想定して、「怒り」や「憤り」の感情が生じる
「ハンロンの剃刀を知ると、何か不満が生じたり
トラブルに遭ったりした場合
相手の態度が本当に悪意に基づくものなのか
純粋に無知や愚かさに基づくものなのか
一瞬待ってから判断する癖がつくようになります」
「そしてほとんどの場合、実は悪意によるものは大変少なく
ほとんどが後者なのです・・・
愚かさは、知識不足とか、
専門外という言葉に置き換えてもいいいかもしれません」
ビジネスに関わるの場合は、「悪意」は相手の自覚的な行為であり
「無知や愚かさ」は無自覚なものであるので
かえって対処に手こずる場合もあるだろう
しかし日常の人間関係においてはこの定理が身につき習慣化すると
「怒り」や「憤り」は生じにくくなり
「赦し」の感覚も随分持ちやすくなる感じがする
「多角的にものを見よ」「判断には時間をかけて・・・」
「待つことが大切」とか言うより
このような定理として表現された方が随分わかりやすい気がする
生きていく上で、有効且つ有益な定理・・・
こころして活用できれば・・・