月下美人が三晩続けて花開いた
美しさはひとしお
芳醇な香りが当たり一面に漂う
甘いのに爽やか
言葉ではなかなか言い表せない
昨年までの大きく育った月下美人はこの冬の寒さを超えられず
3年前に葉を半分に切って植えたものが今年始めて芽を付けた
芽はたくさん次々と出てくるが大きくならずヤキモキしたが
やっと十数個育っって大きな蕾となったのが4個
そのうち3個が順番に大きく美しく開いた
「ありがとう」と言う気持ちになる
8月は雨が続く
気持ちの良い青空は遠い
しかし時は流れ夏は過ぎ去っていく
今年のわが夏のうた(短歌)・・・
空青く梅雨明け告げる蝉時雨湧き立つ雲ももう夏の顔
爽やかな夏の始まり輝く太陽が気持ちも明るくする
7月は暑く夏らしい真夏日が続いた・・・
鮮やかな赤紫は夏の色氷揺らしてマイ紫蘇ジュース
今年は何故か作りたくなった赤紫蘇ジュース
名産のはずの京都産は何故か手に入らず
旅行先の大山と蓼科の赤紫蘇を使って2回作ったマイ紫蘇ジュース
テンサイ糖と千鳥酢とクエン酸を多少多めに入れたことで格別の味に
評判はすこぶるよい・・・
半透明の赤紫の液の中で奏でる氷の音がまた涼やか
来し道に積み重なりし本の数幾万冊か共に歩みて
本格的な本の道への旅立ちは幼き日の夏休みだったことを思い出す
退屈しのぎに買い揃えってあった文学全集に手を伸ばし
始めは読み進むのがしんどかったけれど
そこを超えるとハマッタ!ケストナー作「エミールと探偵たち」
いつもいつでも本たちが身近ににあったわが道のはじまり・・・
女神湖は霧に包まれ白樺の幹の白さがただ浮かびをり
長い道のりで毎年訪れる女神湖・・・今年は霧に咽ぶ姿がまた美しく
大阪からたまたま蓼科に来たと言う友人2人を「これもご縁」とここに誘った
湖が見えるホテルで昼食、霧の晴れ間に女神湖1周・・・
「私たちが何十回とここに来てるの分かるでしょ」・・・
虫の音に岩塩ランプ点けてみる近づく秋を少し想いて
岩塩ランプをリビングに3個置いている
オレンジの優しいい光は心地よい安らぎと浄化の気分をかもし出す
少し大きくなった虫の声は秋の近さを告げている・・・
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