この1ヶ月、結構映画を観た。お正月だからと言うわけではない。
時間ができてからよく映画を観るようになった。
映画を見れない時期が随分長かったのを取り戻すように。
このところ観た映画の話を書こうと思ったら
ほんの小さな頃とっても「映画好きだった」のを思い出した。
自宅近くの、小さな町に一軒だけあった小さな映画館に
通いつめていた気がする。
小学校もまだのほんの幼児の頃・・・
なぜ好きだったのかも定かでないが・・・
もちろん、家族に連れて行ってもらうことも多かっただろうけれど
黙って一人で行ってた気もする。
家の人が探しに来てついでに映画を見てしまった
という記憶もあるので・・・
その頃小学生以下は「ただ」だったのか
顔見知りのおばちゃんが「もぎり」をしていたので
ひとりだと「ただ」で入れてもらってたのか
なんとものどかな時代の話だ。
中には封切りに近いものもあったろうが、
ほとんどは長ーい時間をかけて回ってきた物を
上映していたのだろう。
美空ひばり!とかの時代劇のシリーズ物も、
レトロな現代劇も何となく覚えている。
きっと内容なんてよくわかっていなかったんだろうけれど・・・
ときにはそこで旅の一座が興行することもあった。
おばあちゃんに連れられてよく通ったものだ。
何かきらびやかで面白かった。
昼間その辺りで見かけたちょっとうらぶれたおじさんが
夜にはきれいな着物を着て
ちょっとしたイケメンに変身してるのが
子供心に何とも不思議で衝撃!?だった。
その映画館も中学生になった頃閉館になってしまった。
ちょっと寂しかった。
わたしも高校入学と同時に一家で引っ越したんだけれど・・・
なんかちょっと懐かしい映画館の思い出が
セピア色の町並みの風景とともによみがってくる・・・
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