風少しは強いけれど今日は暖かい春の光に溢れている
今年は温暖の差がとっても激しくちょっと寒い春だ
柔らかな陽射しと暖かい陽だまりにほっこりする
表のすっかり大きく伸びたライラックが勢いよく開いて香りがほんのり
桜草は満開、紫と黄色のビオラが長く綺麗に咲いてくれて嬉しい
この間、外に出した八重咲きのピンクのカランコエが満開に…
昨年春あまりに可愛いので頂いて植木鉢に移した山野草のホウチャクソウ
秋には青い実をつけたが冬の間にすっかり枯れてもうだめかと思われたけど
しっかり5つの緑の芽を出し元気に育っている
川沿いのソメイヨシノはすっかり葉桜、八重桜がそろそろ見ごろ…
花々はしっかりと春の日を見事に生きている
はかなくて美しく繊細な花々は別の領域から来たメッセンジャー
物理的な形の世界と形の無い世界を結ぶ架け橋のようなものだと
エックハルト・トールも言っているけど
花々の美しさ、芳しさには本当に惹かれる
花を見ていると日常の時間を忘れ豊かな悠久のときが流れる…
この春から何かが変るかなーと思っていたけど
それは全く思わぬ方向からやってきて
家人が全く似合わない地域の大役(ボランティアではあるけれど)を
引き受けることになった
これも抵抗せず受け入れることの実践か…とも思う
一気に日常に引き戻されてこの5年間は本当に別世界で生きていたんだなー
と何だか思い至った感じ…
全く自分の世界とは別次元の全く慣れないことが絶え間なくどっと押し寄せて
家人は風邪まで引いてしまった…
でもまた何かその中から学ぶことや世の中に返していけることもあるのだろう
もうすぐ家人の神戸の展覧会が始まる
・・・音楽の力、絵の力、小説の力、…その他たくさんのいろんなジャンルで
そうした人たちがそれぞれの生活スタイルで表現する様々な奇跡の力…
そうした「アートの力」は
エキセントリックな生き方のことでもなければ
名刺に「アーティスト」と書くことでもなく
大売れして世界ツアーをすることでもない
この世のほんとうの仕組みをかいま見せて悩みを消す…
愛の力をそのまま込めて「勢い」で気持ちを切り替えさせる
自分個人ではとうてい出すことのできないの何倍もの力で
人々の生活をはげます…ことができる
みんな生活の中ではきゅうきゅうしていて
日々現実に打ちのめされ苦しみ嘆いている
しかしアートの持つ力で励まされ力づけられたら
この世の大きさや宇宙や命の力を
思い出してまたがんばることができる…
そしてその力に励まされた人々はそれぞれの現場で
その力を愛する人々に分ける
そんな「魔法」こそが「創作というもの」だということを
思い出すべき時代になってきたみたいだ・・・
と言うようなことをよしもとばななはサイトの日記に書いている
本当にその通りだとこの長い道のりの中で実感する…
「本物」のアートは「花々」と同じような神秘の力を発揮するのだろう
神戸の地でも創作の魔法が働いてくれればと願う
大地も揺れているが
また新しい強いエネルギーの流れがきているのを感じる
ゆったりとゆっくりとしっかりと背筋に芯を通して・・・
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