☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

祇園囃子

2010-07-10 14:05:55 | 徒然・・・祇園祭

京都はまさに祇園祭の季節。
 
テレビニュースで月鉾の縄がらみの様子を写していた。
昨年はスケッチする家人について、
縄がらみから宵宵山、宵山と毎日のように
四条辺りに出かけていたのを思い出す。
一年とは早いものだ。

何処からともなく祇園囃子の音が聞こえて来る。
雅びで厳かで華やいでいるがどこかに哀愁も漂う。
ちょっと聞くと同じように聞こえるが
山や鉾によってそれぞれみんな受け継がれてきた
「節」があるのだ。

コンコンチキチン、コンチキチン。
京都の学校の体育大会の応援では
三三七拍子とかと並んで「祇園バヤシ」があることを
知った時には驚いた。
どんな風にやるのかなーと思っていたら
コンコンチキチン、コンチキチンに合わせて
言葉を入れていたり
そのリズムを使って振付けたりしていた。
なかなか面白い。

祇園囃子には上がり囃子と戻り囃子があり
私は宵山の夜遅くに明日の「山鉾巡行」の無事と晴天を願って
それぞれの山鉾の囃し方がお囃子を奏でながら
台車を引いて祇園さんに詣でる「日和神楽」が一番好きだ。
なかでもたたみ掛けるような美しい戻り囃子に強く惹かれる。

祇園祭一色の京都の夏。
熱い暑い夏の「祇園囃子」は心にしみて来る。
聞こうと思えばいつも耳に聞こえてくるお囃子は
京都ならではのものだ。
 
ついさっき「宵山で会えるのを楽しみにしています!」と
メールが入った。
今年も京の町衆の心意気(雅さ漂っているところがいい)を
味わいに出かけよう。
    
                

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