明日から3日間、お盆休みで休診だ。毎年、墓参りに田舎へ帰る。懐かしい駅に降り立つと、じりじり照りつける日差しの中に、いつも微かに秋の気配を感ずるのだが、今年はどうだろうか。
両親は四半世紀前に亡くなってもう居ない。兄と妹が健在で、近況を報告し昔話をする。自分は縁あって、故郷に戻らず派遣された病院に居着き、そこで町医者となった。「おまえの、あなたの好きなようにすればよい」。と言ってくれた両親の言葉が背中を押したのは確かだ。本当にそう思って言ってくれたのはわかる。でも、ほんの少し寂しかったのだろうと、自分の子供達を独立させて、思う。
毎年少しずつ兄も妹も年を取っていく、それにもう皆孫の居る年なので、何事もないわけではない。久しぶりに田舎の言葉を話しながら、まずまずかと思うのが常だ。
まあ、女房にはやむを得ぬ?故郷で、夫の感慨がわからないようで、早く帰りたがるのは遺憾であるが、いかんともしがたい。
両親は四半世紀前に亡くなってもう居ない。兄と妹が健在で、近況を報告し昔話をする。自分は縁あって、故郷に戻らず派遣された病院に居着き、そこで町医者となった。「おまえの、あなたの好きなようにすればよい」。と言ってくれた両親の言葉が背中を押したのは確かだ。本当にそう思って言ってくれたのはわかる。でも、ほんの少し寂しかったのだろうと、自分の子供達を独立させて、思う。
毎年少しずつ兄も妹も年を取っていく、それにもう皆孫の居る年なので、何事もないわけではない。久しぶりに田舎の言葉を話しながら、まずまずかと思うのが常だ。
まあ、女房にはやむを得ぬ?故郷で、夫の感慨がわからないようで、早く帰りたがるのは遺憾であるが、いかんともしがたい。