時の流れに身を任せとテレサテンは歌った。もう四半世紀どころか四十年も昔のことだ。確かに歌われている内容は二十一世紀のものではない感じがする。
時の流れに身を任せがどんな意味合いで使われたか、恋愛感情に従いと言った意味かと解するが、身を任せても抗っても時は流れてゆく。
それに気が付いて要らない物は整理したいと思うようになったが、遅々として進まない。時間がない体力がない踏ん切りがつかない。
本が多いのだが、本には表題があるので困る。どうしても手に取って眺めてしまう。そうするともう一生読まないだろうと思っても、なかなか捨てられない。もう一生と言っても多分十年くらいしかないのだ。否、鬼が笑っているかもしれない。