日銀の黒田総裁が異次元の追加金融緩和に踏み切った。賛成5人反対4人の微妙な決定であったようだ。果たしてこれで冷え込み始めた消費マインドに歯止めが掛かるだろうか?。金で金を儲ける人達が蠢き始めるのは間違いないと思うが、政治家のあまり口にしない「低所得者層」の財布の紐は揺るむのだろうか?。
強権政治ではなくなった現在、民を動かすのはなんだろうかと考える。安陪さんの前へそして広くは支持してきたが、その裏というか本心の旧い日本回帰には賛成しない。そして言辞で不都合を見えにくくする手法には疑問を持っている。
10%(正確な数字は分からない)の熱烈な支持者と既得権大企業との協調、現有政権であることによる支持、そして対抗勢力の腰砕けによって、今まで順調に?仕事をしてこれたが、女性閣僚を同時に辞任させた以降は、実質所得の目減りも相俟って、順調に行くとは思われない。黒田日銀総裁の追加異次元緩和によって冷えこんだ消費マインドを暖めようという思惑には政治が絡んでくる。株価為替投機などで資金力に物を言わせて利潤を得ようという人は別にして、庶民は結局政治への信用によって動くと見ている。
安陪さんの信用は徐々に落ちてきていると観測する。年内に消費税を上げるかどうか決断されるようだが、上げれば消費は冷え込むし上げなければご都合の人として信用を失うだろう。敵失を狙う野党(情けない)の好餌となるのが目に見えている。何よりも恐れなければならないのは庶民の目にもそう映るだろうと言うことだ。
裏方剛腕の管さんにも手強い枝野さんが現れた。