駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

日本人の心配性

2024年08月17日 | 町医者診言
         

 日本人が心配症なのは間違いない。勿論、全ての日本人がそうというわけではないが、心配性の人が多いのは確かだ。心配性でない人は変わっているとか鈍いとかいいかげんとかどうも理解されにくい。心配性は注意深さに繋がり、細かいミスやドジは減るので悪いことばかりではないが、外国では評価が低いようだ。
 果たして外国にもオレオレ詐欺が居るかどうか知らないが、日本ほどではなさそうだ。日本人は心配性なのに騙されやすい。それは多分、信じることで気苦労が軽減されるからではないかと推測する。自分の頭であれこれ考えて決めようとすると間違ったらどうしようと不安が増す、信じれば心の負担が軽くなる。これは牽強付会?の駅前説だが、当たっているところもありそうだ。
 騙すプロと言えば政治家で、不利と見るや話しをずらし、支持者でないと踏めば怖い顔も見せる。国民をたぶらかすのは遺憾千万。国民のためと言ったじゃないかと言えば、あなたはたちは別と言い出すので要注意だ。 
 これから自民党総裁選がある。薄弱な根拠で大丈夫の大風呂敷を広げる一方で、危険が危ないと心配を煽って縛ったり予算を付けたり・・、政治家の話は眉に唾を付けて聞きたい。
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