駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

どうも危うい

2024年12月20日 | 爺の呟き
           


 民意を盾にするのは、ちゃんと熟慮した上でとお願いしたい。税金が下がるのに反対の人はまあ居ないだろうが、だから民意だは短絡していると思う。一つの突破口としても、波及を吟味しないで拙速に錦の御旗にすると大局を見失なう恐れが出てくる。
 Mけしからんと糾弾、民意だと席を蹴るのはどこか脅しのようにも見える。社会の構造動き政治も決して単純ではない。マスコミの自立力は不十分、猪突しやすい。公開した議論を尽くし複雑な内容を吟味して合意を目指すのが政治家の仕事では、民意は議席数に反映されている、それに従って政策を探るのが民主主義の本筋のように思う。
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今年も予約取れず

2024年12月19日 | 身辺記
            


 もう十年以上今の床屋に通っている。予約制で、ちょっと不便なのだが慣れた。もう漫画や週刊誌を読みながら待つ時代ではなくなったようだ。しかし困ることもある。年末は混んで予約が取れなくなるのだ。もっと早く電話すればよいのだが、一週間前では遅すぎた。いつも二三日前に電話するので少し前倒しで電話したのだが駄目だった。確か去年も一昨年も年末予約が取れず、やむを得ず他のところへ行った記憶がある。どうも年末は一か月前から予約を取っておかないと駄目らしい。
 次回の予約を取って帰る客もあり、自分もそうすればよいのかもしれないが一か月先は予定が不定なのだ。
 未知の店も一興か?
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雪が嬉しいですと

2024年12月18日 | 自然
      

 日本の国土は小さめなのだが列島を形成し南北には長いので地域によって気候の違いが大きい。それに同じ緯度でも日本海側と太平洋側では冬が随分違う。
 当地は冬に雪が降ることは珍しく積もるのは四、五年に一度くらいだ。「雪が降ると嬉しかった。授業を中止して裏山へ雪だるまを作りに行った」。「冬は教室が寒かった」などとゆう話をレストランのマダムがしたら、雪国育ちの友人が鼻白んで雪が嬉しいだって、小学校の教室が寒かったってと驚きあきれていた。それだけ同じ日本でも気候が違うのだ。
 この頃はズーズー弁などというと差別と注意されるので話題に上らないが、テレビラジオで平準化されてきてもなまりは残っているし、当然地方で気質も違う。地方なまりは今に残る歴史で、世界各地で認められる、人の育ちの証でもある。
 人間の情報源は多彩で広がったかもしれないが、生活圏は一時間程度で行ける範囲にありそこで生まれ育つから地域の個性はなくならないと思う、なくなってほしくない。
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これであるいはこれが、農業か

2024年12月17日 | 世の中
           


 ユーチューブでは一つの分野を登録者数を目安にランダムに二十選べば大きな偏りのない情報が得られると見積もっている。尤も、こうして表題だけで選ぶと何だか変というか個人的に視聴続けられないものも混じってきてしまい削ることもある。もう十年若ければ、見続けられるのかもしれないが後期高齢者になると堪え性がなくなる。残念ながら英語以外の外国語は理解できないので、日本語と英語のユーチューブから選んでいる。
 最近アメリカの農家ものを見て面白かったので、早速農家もの(主にアメリカ)を二十ばかり集めてみた。見ていると農業には違いないが、工場のように見えてしまう。日本の農業と規模が全く違い、使われているトラクター、収穫機械、収納倉庫など馬鹿でかく、知識としては知っていたが実際を見てみるとなんだこれはと驚いてしまう。何というか気の良い人達ではあるのだが、それでも農家精神には共通のものがありそうだなと感じた。
 https://www.youtube.com/watch?v=T9-IbLm8oDU&t=159s
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変わりゆく外食店

2024年12月16日 | 旨い物
      


  半世紀前は街角にラーメン餃子レバニラ天津飯の中華の店があり、ところどころに寿司屋うなぎ屋があったものだ。ところが吉野家を嚆矢とする外食チェーン店が徐々に全国展開を始め、二十一世紀には個人外食店は淘汰され始めた。
 外食する人の数はむしろ増えていると観察するが、それを賄うのは圧倒的にチェーン店になった。チェーン店の価格を小規模の個人経営の店で提供するのは難しいようで、たとえ四、五軒二十キロ四方でも連携する店が増えた。勿論、全く自立した洋食屋や中華の店はあるが、特色がありやや高価な店が殆んどだ。
 庶民は中々厳しくチェーン店も味メニュー値段に熟慮工夫を怠らないようで、ちょっと売れ筋のカレーシリーズが直ぐ行き渡ったのはご同慶の至りだ。個人的にはカレーはすき家がお勧めだ。写真はこだわりシェフの洋食店のオムライス。
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