白神山地の秋田県側で15日から遭難していた親子が25日、10日ぶりに救出された。
母77才、息子57才。
10日間タケノコやミズを食べ、沢の水を飲み凌いでいたという。
木を切る音や光が見えたので、助けを求め、向かおうとしたが息子は動けず、母だけで行動した。
母も辿りつけず、戻ろうとしたが、来た道がわからなくなってうずくまっていたところを、山菜採りに来た男性に発見されて救助。
母の証言から、息子も助かる。
下北の山でも、たま~~~~~~に人に合う。
釜臥山や吹越烏帽子のような、ハイキングコースでは登山者だが、他は山菜採りだ。
首からぶら下げているコンパスを見て、「俺達はそんなものなくても山に入れる」と言われたことがある。
敢えて反論はしないが、彼らの言う山とは、ここのことで、ここ以外の山は知らない。
それどころか、尾根ひとつ超えると全くわからなくなる。
基本的にやってることが違うのだが、やはり「分かっていないな~」ってことだ。
それにしても、77歳で山の中に10日間ですか。
不謹慎だが、あやかりたい気もする。