下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

連休は酸ケ湯ベースで

2016-05-07 11:00:20 | その他の山

5/1~5/5の予定で、酸ヶ湯BCで行ってきました。
5/6~5/8は青森市をベースにして市の西にある山を登る計画でした。

5/1:沖揚平~横岳~櫛ヶ峯~駒ヶ嶺~パラダイス~睡蓮沼
    曇ってはいたが風はなく、過ごしやすい一日だった。
    初めてのルートなので、ワクワクしながらの山行だった。
    横岳までは、青森と黒石の行政界を忠実に登る。
    山頂には誰も居ない。
    ここから一度、東側斜面を滑り降りて、櫛ヶ峯に向かう。
    部分的にストップのかかる雪にてこずりながらの滑降となった。
    意外とあっけなく、櫛ヶ峯の北東尾根に乗ることができた。
    ここでも山頂には誰も居なかったが、休んでいるとかなりの人数のツアー客が登ってきた。
    ガスっていた下方も見通しが良くなり、滑り降りるはっきりと見通せるようになってきた。
    駒ヶ嶺に登り返し、睡蓮沼に向けて滑り降りた。




(行政界を登る)




(曇、白い太陽)




(横岳山頂から目指す櫛ヶ峯がはっきりと見える)




(逆川左岸尾根を歩く)




(櫛ヶ峯の山頂から一気に滑り降り、山頂を振り返る)


  
5/2:箒場~雛岳
    スキーを担いで、かなりの距離を歩かなければと覚悟していたが、意外と下まで雪は付いていた。
    基本的に夏道を進み、スキーを履いてからは、山頂に向けて直線的に登った。
    ダケカンバが現れ、無立木帯に入るとすぐに馬面岩が現れる。
    山スキー初心者がいるにも関わらず、調子に乗って直登してしまったので、2~30m滑落させてしまった。
    山頂は風もなくピーカン。
    帰りは北斜面を気持ちよく滑り降りた。
    酸ヶ湯まで戻ったのが、13:00
    ビールと焼きそばで、遅い昼食とし、昼寝をした。
    15:30頃起き、再び宴会が始まるのであった。




(雪は結構下まで付いていた)




(馬面岩を見上げる)



5/3:睡蓮沼~大岳~硫黄岳~睡蓮沼
    むつから来る二人と7:30に睡蓮沼で待ち合わせ予定だったが、あまりの混み様に7:00に変更した。
    毎年毎年繰り返される、この騒ぎ。
    県外から来た方は、前の日から車中泊で場所を確保しているという。
    「観光立県」などと騒いでいたのは、確かわが県だと思うのだが。
    まずは仙人岱ヒュッテを目指し緩やかな斜面を歩きだす。
    ヒュッテを過ぎ、大岳の斜面に取付くと、急斜面となる。
    Zを切りながら慎重に登る。
    振り返ると先日登った、櫛ヶ峯の斜面が見える。
    今日も無風、快晴だ。
    雪が途切れた場所にスキーをデポし、ツボ足で山頂を目指す。
    山頂からは岩木山の白い山頂がくっきりを浮かんで見えた。
    すぐに戻り滑降開始。
    硫黄岳の鞍部まで滑り込み、シールを付ける。
    硫黄岳に登り返し、新雪を避けながら一気に滑り降りた。
    あとは、往路を車まで引き返した。




(睡蓮沼駐車帯は7:00前で50%が埋まってしまう)




(急斜面をZを切って登る。無風快晴気分上々)



5/4:撤収
    明け方雨が降り、半分諦めていた気持ちをぶっつりと切る。
    朝食後、解散と決定。
    青森市の宿に着き、休養日とする。




(テントの周辺は20cmも融け、ペグが浮き出していた)



5/5:高陣場山・高頭森山・坊主畑山・塚森山~都谷森山・御社山取付き点確認
    予報はよくないが、とりあえず出かける。
    行き掛けの駄賃で、まずは高陣場山。
    青森空港の西端に付いた三角点の名前だ。
    駐車位置から標高差5m程の、のり面を登るとすぐに分かった。
    フェンスも何もないが、何か悪いことをしているような・・・・っですぐに引きかえす。
    県道から浪岡墓園へ入る右側広場に駐車。
    取付き点が分からない。
    よく探さず、地図からどうせ送電線の下に道はあるはずと、ヤブを漕ぎ出す。
    案の定鉄塔下で登山道?と出合う。
    快適な道を進むと、尾根から外れ、下降気味になってきた。
    根気よく進めばよかっただが、尾根に登り返して、再びヤブ漕ぎとなる。
    少し行くとまた道と出合うが、これは何とか擦り傷覚悟なら車も通れる道となる。
    あとは一本道。
    帰りは、西側の道に乗りぐるりと一周する。
    天狗平山は美しい里山だ。
    登るつもりで来たが、農作業している人が多く、駐車も迷惑そうなので、農閑期に再チャレンジとした。
    坊主畑山は採石場からと東南端の農免道路峠からの道がある。
    採石場からの道を確認後、農免道路の峠を目指す。
    この道は予想意に反して、広く砕石まで敷かれている。
    小一時間で山頂に着くも、道路がかなり図面と違うので、山頂の周りを30分ほど調査。
    なんとなく納得。
    予想以上に早く終わったので、出力した地図内にある塚森山に向かう。
    細野集落の山の温泉を過ぎてすぐに、山越え道路に乗り、峠のヘアピンカーブに駐車。
    歩いて10分ほどで山頂となる。
    明日のために、御社山と都谷森山の取付きを確認、宿に戻る途中で急用の電話が入りむつに戻ることにした。




(高陣場山の三角点。立ち入り禁止の看板は見当たらなかったので・・・・・・)




(高頭森山山頂)




(中央の突起の向こう側に高頭森山)



(天狗平山。農閑期に入ります)




(坊主畑山。今回は右尾根沿いに登った。)




(塚森山。平らで山頂がよくわからなかったので目立つカラマツを山頂とした。)