韓国・ソウルの北岳山に登ってきた。
山といっても城壁沿いの道なので、山登りというよりは公園内の遊歩道を歩く感覚だ。
旧ソウルは城壁に囲まれていて、その出入り口として東の東大門、南の南大門が有名だ。
今回は北大門を見に行くことになる。
今回の宿は、ソウル市庁近くだったので、地下鉄「市庁駅」から「鍾路駅」まで1区間だけ地下鉄を利用。
鍾路駅近くのYMCAからバスに乗る。
韓国語が分からないものにとって、ソウルでのバス移動はかなりきつい。
それでもあえて挑戦。
何種類ものバスの中から、目的行のバスを選択するのは困難なので、身振り手振りで地元の人に聞くしかない。
無事、成均館大学に到着。
登山口の臥龍公園を目指す。
公園入口からは道があちこち枝分かれしているが、出会った人に聞いたり、勘を働かせたりして何とか「マウバウィ案内所」に着く。
ここでパスポートを出し、入山届を提出し、許可を受ける。
後は一本道だが、写真撮影は制限されている警戒区域でもある。
入ってすぐに、自動小銃を持った兵士が経っていた。
コース上には見える範囲に必ず警備員が立っているため、迷いようがない。
韓国語で放送が流れているが、何を言っているのか全く分からない。
北大門を過ぎ、青雲臺を過ぎるとピークは近い。
緩やかな勾配の歩きやすい道なので難なく、北岳山のピーク「白岳山」に到着。
ここで警備兵に聞くと、撮影OKとのこと。
ここから下はOKらしいが、上はだめらしい。
らしい、らしいと書いたのは韓国語も英語もよく分からないからだ。
後は下る一方。
急な階段の下りが、かなり続く。
こちらからの登りはきついかもしれない。
ただただ単調な下りで飽きてきたころ、終点の彰義門に着。
ここで、入山許可のカードを返して2時間弱の山歩き?を終えた。
同行者がいたので、帰りもバスを利用したが、大統領府や景福宮を見学しながら歩いて帰るのもありだ。
「市庁駅」からも大統領府とともにはっきりと見える。旧ソウルは意外と小さい。
「城壁沿いの道」。まだ撮影禁止場所ではない。
白岳山ピークの岩の突起
下りの長い長い階段