昼から崩れるという予報を信じて出かけた。
曽我森。
標高421.6m、三等三角点の山だ。
ルートの選択肢は結構あるが、栗ノ木沢集落から東尾根に取付く計画で出かけた。
栗ノ木沢の奥に神社があり、ここに駐車して歩くつもりが、1.5kmほど車で入ることができた。
防水オイルを塗ったばかりの靴で、勇躍歩き出す。
林道分岐で位置を確認、荒れている左ルートに入る。
カシミールの大画面では、尾根を巻いて林道が鞍部に伸びているが(上図)、縮尺を上げると図面が変わる(下図)。
(赤点線が登り。紺点線が下り。)
(これが実際に近い。実際は林道が鞍部まで伸びている。)
地図と違い、鞍部まで林道は伸びていた。
雨が降り出したが、とにかく山頂まではと尾根沿いに西に進む。
急坂を上り詰めると、三角点の山頂となった。
予想通り、展望なし。
相変わらずの雨だが、予定通り北ピークを目指す。
コンパスを振り直し、登りと一変、広くなだらかな尾根をゆったりと歩くことができた。
さして、登ったという意識もなく、北ピークに着く。
ピークの北東側はスパッと切れ落ちた崖になっている。
崖の向こうに上原子の集落が見える。
再びコンパスを振り直し東尾根を下る。
しばらくは、崖沿いの瘦せ尾根だが、降り切ると尾根は広くなり歩きやすくなる。
ほどなく目指す林道に到着。
昼前に車に戻ることができた。
合羽でのヤブ漕ぎは、撥水機能を完全にダメにする。
撥水性がなくなり、雨水がベターっと生地に張り付いた場合、どんな素材でも透湿性はなくなるはずだ。
ならばワークマンの合羽でもと思うのだが、耐水圧5,000って、透湿性・耐水圧を云々する以前の問題か。
でも、ワークマンに行ってみよう。
(車はこの手前で止めた。無理は禁物だ。)
(目指す曽我森が樹間から見えてきた)
(林道分岐。左へ進む。)
(山頂。展望なし。)
(北ピークからは上原子集落が見えた。)