前回の釜臥山の3週間前、下北の山を縦走するというSさんを大平分れまで案内がてら同行した。
(スキー場の駐車場で準備をするSさん)
リフトの始発に乗り、スキー場上部まで距離を稼ぐ。
スキー場の上から歩き出す。
林に入っても、ラッセルはさほどでなく、雪も軽い。
重い荷物を背負っている割に、離れずについてくるSさんに感服。
無立木帯に出たら、進路を左に変え、ガリガリのガレ場をトラバース。
Y字路上部でシールを外し、滑降。
気持ちよく滑べられる場所をそのまま一気に滑り降りたので、Y字路の手前に出てしまった。
道路は除雪の最中。
Y字路に降りると、数十人の訓練隊(?)。
低い雪の壁を超えるのに、手間取っていると、除雪車からオペが降りてきた。
案の定、「ここは自衛隊専用道路です」と言われたので、素直に「すぐ出ます」でOK。
ここからは、パノラマライン上を歩く。
ラッセルは深くなったが、下り主体なので疲れることなく歩く。
今日は屏風山ヒュッテ泊と変更したSさんと、大平分れを過ぎ、ヒュッテへ。
(釜臥山 今日は山頂直下の無立木帯を左に巻く)
(釜臥山頂のガメラレーダーをバックにするSさん)
(Y字路からパノラマラインに出ると北国山の尾根に付いた雪庇が目に付く)
(屏風山ヒュッテ 先行者のスノーシューとストック)
ヒュッテでは、むつ山岳会のターティーが休憩中。
1時間程度話をしながら昼食。
屏風山から続く尾根に登り返し、一本杉に向かって滑降開始。
急斜面に入ると、いつもの様子と一変。
倒木帯になっていた。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロしながら少しずつ高度を下げる。
最後はどうしてのスキーでは無理な場所に出たので、スキーを脱ぎ立木の枝にぶら下がりながらようやく降りた。
急斜面が終わるあたりで、下からのトレース発見。
ここで引き返している。
あまりの倒木の多さに、山行中止した模様。
尾根沿いに進みたいのだが、倒木で阻まれ、早めに恐山街道に出た。
後は、除雪終点の「やまびこ」まで歩くだけだ。
(急斜面の倒木帯 スキーを脱ぎヒバの小枝にぶら下がりながら降りた)
(一本杉 ここでほっと一息 残り15分ほどだ)