下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

松見の滝

2018-10-16 07:20:39 | その他の山

仕事で疲れ切っていたので、会の月例山行をすっぽかし、むつの仲間と「松見の滝」へ出かけた。
女性3人、男性2人。

出発点の駐車場には、トイレがある。
出発準備をしていると、先にキノコ採りの男女二人が出発して行く。
少し遅れて、我々も出発。




十分に車も可能な道。




沢水はきれいだが、寒々としている。




黄瀬川右岸を約1時間、地形図のH338分岐まで歩き左岸にわたる。
大きく迂回して広い尾根上に出ると、平坦なブナ林のみちとなる。
車のタイヤ跡は古いが、自転車は新しい。
その他に、靴の跡もある。
一見80歳くらいの老人がかなり疲れた様子で立ち止まっている。
話を聞くと川崎から滝見物に来たという。
迷いようのない道に、紅白の標示テープを付けながら歩いている。
こんな平たんな道でへばって大丈夫かと、少し心配になる。
私有地を示すゲートがあり、それを越えて30分くらいで再びゲートとなる。
ここが松見の滝へ下る分岐だ。
案の定、クロスバイクが留められていた。




黄瀬川に架かる黄瀬橋を渡り、左岸へ。




私有地(社有地)の看板とゲート。




分岐には看板があった。




今までの広い道から、左に折れて人ひとり幅の山道となる。
急な沢沿いの斜面を切るようにつけられた道は、所々崩れそうで、慎重に下りた。
途中で自転車の若者と合う。
大宮から来たという。
これから赤沼に向かうようだ。
沢底が近いな、っと感じた時、突然目の前に2段の滝が現れた。
1時間ほどゆったりとし、登り返す。
結局川崎おじさんは、諦めたな、あの疲れ具合じゃしょうがないな、と思ったが、紅白のテープを発見。
少し不安になり、その辺を捜索。
尾根の先端に滝が見える場所があり、そこにもテープがあった。
川底までは来れなかったが、滝を見ることはできたようだ。
急斜面の途中で、へたり込んでいるおじさんを発見。
声をかけると、意外と元気だ。
日本の滝100選の最後だという。
林道が崩壊していて、見れなかった滝もあったようだが、とにかくおめでとう。
時間さえかければ、帰りも大丈夫そうだ。

暗い道をヘッデンで歩くおじさんを想像しながら、帰路に着いた。




川原でゆっくりと昼食後、お決まりのポーズ