メスティンを使ってみた。
下準備として、粗目と細目のサンドペーパーでバリを取る。
1合の米を砥ぎ、その砥汁をメスティンに入れ15分炊いた。
メスティンを洗い、いよいよごはんを炊く。
トランギアに敬意を払って、ストーブはアルコールとした。
なので、火加減は出来ない。
水加減も重要だが、これは人差し指を米の上部にあて、水は第一関節まで入れた。
火を付けて暫し待つ。
10分弱で沸騰し出した。
結構吹きこぼれる。
ガスなら火加減で吹きこぼれ対策ができるのだろうが、これは致し方ない。
吹き出す湯気の量も減り、音がぐつぐつからコツコツに変わってきたら、蓋に箸の先を付けて片方を耳に当てて音を注意深く観察する。
炊きだしてから20分、コッツ・・・コッツ・・・と音の間隔が開いてきたら、タオルに包み、ひっくり返して蒸す。
(トランギアのストーブとメスティン)
(吹きこぼれがひどい)
全てを片付け、風呂に入って、いよいよ蓋開けの儀式だ。
ン~~見た目は良し。
一口食べてみた。
ン~~・・・下でこの程度なら、山では美味しく食べられそうだ。
合格。
(いい感じの焦げ具合だ)
ようやく疲れもとれて、昨夕軽くジョギングをした。
お陰で今朝はスッキリ。
そろそろ、普段通りの生活に戻る。
トランギアのメスティンTR210を使用できるように、準備しよう。
仙台でちょっと時間があった時に買ったものだが、予想以上にバリが多い。
これは、サンドペーパーで軽くこするだけでOK。
無垢のアルミなので、シーズニングが必要なようだが、鋳鉄製の鍋のように、面倒では無さそうだ。
米のとぎ汁を10~15分炊くあるだけである。
当然、こいつに似合うストーブはガスではない。
アルコールか固形燃料のポケットストーブだろう。
薄くて直ぐに凸凹になりそうだが、大事に使えば結構持つだろう。
コッヘルとしてはもちろんだが、小物入れとか弁当箱としても使えそうだ。
今年は使い続けたいものだ。
(この組合せが、理想だ)
私用で仙台に行ってきた。
5日の15時頃、車で出発。
20時前には到着。
入浴から食事、おとなしく寝る。
6日、シルク・ド・ソレイユ、オーヴォを見る。
大型テントlはほぼ満席。
しかし、エアコンが効いているのか、肌寒い。
ショーは迫力満点だが、予備知識なく見ると????でよく分からない。
単なるサーカスではなく、何かしらのストーリーに、アクロバットを交え演じているようだが、?????。
(終盤の迫力満点場面)
その日は、目的(?)の会食で終わり。
7日、ゆっくりと起床。
昼食後、ガウディーと井上雄彦のコラボ(?)展を見、時間があったので、博物館で吉祥天女像展まで見た。
ガウディー・井上で気持ちが大きく振幅した後、突然吉祥天女で静の世界へ。
たった半日で精神状態が大きく揺れ動いた。
(ガウディー・井上展)
(井上雄彦のガウディー画)
(吉祥天女像)
18時ごろ仙台を発ち、22時30分に着。
バタンキューとはまさにこのことだ。
一夜明けて、今日が疲れのピークとなった。
5/31、石川台に行ってきた。
何度か正規のルート(?)で行っているが車でいけるので、もう一つピンときていなかった。
今回は老部川支流中ノ又沢を詰め上げる作戦だ。
中ノ又沢林道起点で車を停める予定が、思った以上に入ることは出来た。
約1km稼いで、3回めの渡渉点で駐車。
沢沿いに林道を350m歩き、トリカラ沢に入る。
両岸がヒバとスギ林なので、暗い。
寒々としたナメの沢を枝沢に注意しながら詰める。
やがて、ヤブが多くなり、倒木で塞がれていたので、ヒバの尾根に進路を変える。
これが大失敗で、這ヒバ・幼ヒバの激ヤブで、1分間に1mの苦戦を強いられた。
ようやく尾根頭が見えるが、近くて遠い。
位置を確認し、南冷水林道に向かう。
ここからはネマガリの平凡なヤブで、ホッとする。
電柱が見え、むつ湾が見え出すと、林道だ。
左に折れて直ぐに、東北電力の電波塔が見え出す。
石川台だ。
1等三角点があるが、今回は無視。
中ノ又沢の源頭部に向かう。
地形図を頼りに、狙いを定め源頭部に下る。
背の低いネマガリの小籔は気持ちがいい。
直ぐに、水無し沢が現れ、水が流れ出し、ナメ沢となる。
トリカラ沢と違い、両岸雑木林で明るい。
あっけなく林道に出た。
小枝を集めながら、林道歩きをし、日差しの強そうな場所を選んで、昼食とする。
小枝を細く切り、ネイチャーストーブでお湯を沸かして、まずはコーヒーで人心地だ。
昼からの快晴の空を見上げ、ゆったりと流れる時間を思う。
(暗いトリカラ沢)
(幼ヒバヤブに捕まってしまった)
(石川台の電波塔)
(こんなヤブを見るとホッとする)
(木組みのスリットダムで林道着)
(ルート:沢を外れてから南冷水林道までは激ヤブ)