日曜日は仕事。
現場に出かけ、ついでに三沢に寄り、頭無・鯨森・天狗森を見に行く。
青森に標高100m以下の山は20山近くある。
下北半島では
津軽半島では
東青地方では
西北地方では
中南地方では
そして、上北地方の
である。
頭無・鯨森・天狗森が他の山と違うのは、米軍基地内にあり気楽に登られない、近くて高い山なのだ。
北のオートキャンプ場からアクセスし三沢市民の森を一回りしてから南下し、姉沼を半周して対岸からも覗いてみた。
(頭無 東側から撮影)
(頭無 南側交差点付近から撮影)
(鯨森 南側より撮影)
(天狗森 姉沼対岸より撮影)
(撮影位置図)
ちなみに「奥の細道低山徘徊」では、津軽の稲荷山に次いで、青森県の第2位~4位の低山になっているが、根拠がよくわからない。
いずれにしても、登るには最高難度の山である(三角点があるのが不思議だ)。
一日だけでも、開放してほしい。
残念ながら、仕事だ。
昨日の日中までは、今日、午前中に仕事を済ませ、昼から青森へ出かけ宿泊。
明日、夏泊半島の山を2つ登って帰ってくるつもりだったのだが・・・・。
ドツボにはまり、まったく先へ進めなくなり思案中。
方針さえ決まれば、スイスイ行くのだが・・・・・。
ここはいったん退くべきか。進むべきか。
先日、一人で小屋に泊まった時のことだ。
新築された小屋は、きれいで気持ちがいい。
ドアを開けて入ると、自動で照明が付く。
暗いところに入り、目が慣れるまでじっとしている必要はない。
トイレはたぶんバイオトイレでほとんど無臭だ。
本を見ながら夕食中に、照明が突然消えた。
人感センサーだ。
てことは、動き続けなければならないのだ。
幸い、照明とセンサーは2系統あり、同時に消えることはほとんどないので、真っ暗になることはなさそうだ。
片方が消えたら、少し動けば大丈夫だ。
問題は、寝てから始まった。
寝付きが悪いので、寝るまで体をあちこち動かす。
その度に、明るくなるのだ。
寝入ってからも、寝相が悪いのか、突然明るくなる。
結局、1~2時間おきに寝たり起きたりを繰り返した。
消し忘れがあるので、この仕組みにしたのは分かるが、・・・・・・・・。
最初から、照明なしでもいいような・・・・・・。
帰りがけに、看板を見たら、避難小屋ではなく休憩所となっていた。
なるほど。
泊まることなど想定していなかったのだ。
(小屋から、イヤ休憩所から見た朝日。きれいだった。)
夏泊半島の西岸付け根にある山だ。
地形図を見ると、南尾根にルートがありそうだが、8年前の報告を見るとどうやらだいぶ荒れているようだ。
ならばと東側のアネコ坂あたりから登ってみることにした。
当初はアネコ坂から223mのピークを目指し登るつもりだったが、峠(アネコ坂)の少し下に伐採地があり、そこに車を止めたので直接鞍部を目指す事にした。
伐採地を尾根に向けて上り詰めると、ブル道が鞍部方向に伸びていた。
当然、ブル道利用。
途中でなくなったが、ヤブは薄く歩きやすい。
伐採地の右側から取付き、最上部にブル道があった。
223mピークと浪打山の鞍部には、簡単に着いた。
樹間からうっすらと浪打山が見えだした。
遠く見えるが、歩き出すと大したことはない。
鞍部から見た浪打山
山頂の三角点
むつ湾に続く西尾根
アンテナ跡に向かう南尾根。台地上になっている。
伐採地と立派な林道
北側から見るとこんな看板がある
山頂からは西側に明確な尾根、南もアンテナ跡に続く尾根が伸びている。
どちらも笹薮だ。
結果的に、選んだ北尾根が一番歩きやすいルートのようだ。
帰りは、北に向かい223mピークを目指すか、東から山頂に最短で伸びる尾根を下るか迷ったが、ブル道がありそうな東ルートを選んだ。
誰かから問われたときに、一番楽なルートを答えたい。
先ほどの鞍部まで降り、東尾根に取付く。
最初はなだらかで尾根なのかどうかわからないまま、コンパスを信じて進むと、明瞭な尾根が見えだす。
直ぐに思った通り、ブル道に出会う。
左右どちらでも行けそうだが、方法があっている左側に進む。
尾根の腹をZを切って下ると行き止まり。
対岸の尾根にもブル道があるので、そちらに乗り替え進むと間もなく伐採地が現れ、県道9号夏泊公園線に出る。
伐採地の南側には立派な林道があり、この道を使えば、H150mくらいまでは簡単に行けるかもしれない。
いずれにせよ、標高差50~100mはヤブ漕ぎとなる。
舗装道路を北に向かって車に戻った。
結局、笹薮が嫌なら、東から北のルートがいいようだ。
赤点線が登り。青点線が下り。