櫛ヶ峯に向かうという昨日の仲間と分かれ、今日は所属する「八戸山水会」山行に加わった。
硫黄ルートから、小岳へ向かう。
天気は昨日と同じ。
快晴・無風。
歩き出しは体が重い。
なかなかピッチが上がらない。
同行者も同じようで、ほっとする。
仙人岱ヒュッテ手前で展望が開け、気分的に楽になる。
ヒュッテで休憩。
大岳と小岳の鞍部に回り込み、東尾根から山頂へ。
山頂は雪はなかったが、ここでゆっくりと休憩。
小岳の南側を巻き、硫黄岳方向へ。
日当りの良い場所で、昼食休憩。
電話で、仙人岱ヒュッテで東京からのメンバーが待っているということで、ヒュッテまで登り返すことにする。
このメンバーだと、硫黄岳の登り返しもあり得ると覚悟を決めていたが、ヒュッテ登り返しで済んだ。
後は往路をすんなり帰った。
(岩木山がくっきり見え、気分はいいが体は重い)
(展望が開けてきた。体が少し楽になってくる。)
(大岳と小岳の鞍部に向かう。)
(小岳山頂から大岳を望む。ツアー客が大勢見えた。)
(今回のルート)
朝8時、箒場に集合。
埼玉からの友人夫婦とむつ市からの5人を加え、8人で山頂を目指す。
快晴・無風。
登山日和というより暑い。
前回のコース、東寄りのコースをたどる。
ブナ林を歩くのは気持ちがいい。
順調に高度を上げ、馬面岩で大休止。
ヤッケを着て微風だが、体温低下を防ぐ。
トレーニングのおかげか、息を切らさずに山頂にたどり着いた。
昼食後、兼用靴を締め直して滑降準備。
無立木の北斜面へ飛び込む。
勾配が緩むと、ブナ林となり、早めに小さな沢を超えると、ほぼ夏道通りに進み、箒場に着。
片付け後、七十森山の取付き点を下見してテント場に戻る。
(なだらかなブナ林を歩く)
(後期高齢者も元気に急斜面を登る)
(馬面岩から今回登る予定の七十森山が見える)
(高田大岳をバックに記念写真)
(雪は少し腐り気味だが、何とか滑り降りる)
(今回のコース)
夕方の飲み会の時間を気にしつつ、南沢岳へ行ってきた。
むつから2人、埼玉から夫婦2人の4人でパーティーを組む。
(快晴、気分は上々で歩き出す)
南目屋の除雪修了点に車を止め、出発。
中野川に架かる橋を渡り、雪庇が落ち切っている道路を登りきると、広い牧場部に出る。
ここから痩せ尾根に取付く。
ブナ林に入ると、小屋が数件現れる。
積雪を考慮して、床をかなり高くしているが、階段がないので、冬期間しか使えない???
その割に、冬囲いががっちりしすぎている。
気持ちのいいブナ林は1000m位まで続くが、痩せ尾根に入ると青森トドマツが混ざりあちこち迂回しながら歩く。
無立木帯に入ると傾斜は強くなり、山頂が見えてくる。
山頂の稜線は南側が、バッサリ切れ落ちていて近付くのが怖い。
(無立木帯の急斜面と山頂)
(南側が切れ落ちている山頂)
(山頂から櫛ヶ峯(左)と下岳を望む)
ここで、写真を撮ったり、シールを剥いだり、休憩したりして滑降の準備をする。
帰りは、登りに使った尾根の1本南側の尾根を降りる。
滑り出しは青森トドマツが邪魔して、まともに滑られないが、ブナ林からは気持ちのいい滑降が始まる。
急斜面はなく、雪はザラメ状態で、うまくなったと勘違いしてしまう滑りを楽しむ。
植生が突然変わり、右手の沢が開けて見えたら、渡渉点だ。
沢底まで降り、シールを付け直して対岸の急斜面をZを切って登る。
よく見ると、所々に平場があり、キックターンしなくても簡単に方向転換できる。
対岸林道(農道?)の終点の上り詰め、一息。
さらに少し登って、牧場上部のブナ林に入って昼食とした。
昼食後、行動開始。
開拓の石碑辺りで、シールを取り、雪庇の道路を下る。
最後に少しの登りがあるが、シールがなくてもすんなりと登れた。
(ブナ林を革靴で滑るS夫妻--離れすぎて見えにくい)
(沢底でシールを付け直す)
(ルート---急斜面は山頂下数十メートル程度。のんびりできるルートだ)