京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ゼーゲルコーン

2014-12-11 16:40:07 | 登り窯(玄窯)
今日は、いつもと違うところで とぐろを巻いております。

ゼーゲルコーンという、窯焚きには必需品!という物を作っておりました。

相変わらずのごちゃごちゃぶり(笑)

ゼーゲルコーンとは・・
ドイツの科学者ヘルマン・ゼーゲルさんが考え出したある一定の温度と熱量で溶けて倒れる
三角錐の炉内温度測定用粘土で作られた代物です。

こんなん。

 
土で土台を作り、それぞれ解ける温度が違うコーンを立てていきます。

ピンク色のが 7番 約1230度で溶けます。
青色が 8番 約1250度です。


7番単体で登窯に置く場所、7・8番一緒に置くところ・・
11番・12番 (11番 約1320度 12番 約1350度 )を置く場所もあります。

登り窯の一部屋に8個ぐらいそれぞれ置くので、4部屋分作るとなると・・
まだまだ作らなくてはなりません。

窯詰めまで後・・3日。早く立てて乾かさなきゃ~
登り窯の話し、書いていきますね。お楽しみに。
コメント
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