先日、御本手(ごほんで)の窯焚きをしました。
いつものように温度計をセットして焚いて~♪
「ン?いつもより温度が高いなぁ。効率よく詰められたからかな?」
と、のんきに窯を焚き進め、ある程度温度が高くなってきたら、
空気を取り込む量を減らしつつ、ガス圧を上げて、
いわゆる「還元焼成(かんげんしょうせい)」にしていくのですが、
この時、いつもより約1時間早い。
この辺で、あれ?温度計の表示はここでよかったんだっけ?
なんかいつもより早いし、吹き出る炎の色が暗いなぁ~とは思っていたのです。
が、さらに焚き進め、
この温度ならば窯内にあるもう一つの温度計ゼーゲルコーンが倒れているはずなのに、
ピクリとも動いて(溶けて斜め前に倒れて)いない。これはちょっとおかしい・・・。
*デジタルの温度計が瞬間で1230度と表示されても、
ゼーゲルコーンはそれぞれの番号によって窯内の熱量、加熱時間で溶ける時が違い、
その条件をクリアするまでピクリとも動いてくれないので、
最後はこれを信じるほうが多いです。*
そこで工房長の声が『表示間違ってるで!』 私 「やっぱり・・・」
そうです。間違って約100度違いの表示をずっと見て焚いていました。ホントヤバい。
還元に入る時も、1080度になってるわ~と思っていたのが、実は980度。
なので、ゼーゲルが動き出す時間になるまで、
余裕で1時間は長く還元焼成をしていることになります。
御本手とは、還元焼成と、空気をたくさん取り入れる酸化焼成のはざまを行く焼き方なので、
還元がきついと全体的にグレ――――の色に。
今回「グレー」一色の焼き上がりの想像がたやすくできました。私はゾーっと青くなります。
(空気が多すぎても、黄色――――なのでこれまたダメ)
ほんと、朝にバックトゥー・ザ・フューチャーしたかったです。
グワ――――マジか!。って言いましたもの。
で、お待たせの結果ですが。
酸化に転じるのを、ゼーゲルコーンを信じたので大事には至りませんでした。
さんざんひっぱたのに、オチがこれでごめんね(笑)
あーよかった。(笑)
ではまた。
いつものように温度計をセットして焚いて~♪
「ン?いつもより温度が高いなぁ。効率よく詰められたからかな?」
と、のんきに窯を焚き進め、ある程度温度が高くなってきたら、
空気を取り込む量を減らしつつ、ガス圧を上げて、
いわゆる「還元焼成(かんげんしょうせい)」にしていくのですが、
この時、いつもより約1時間早い。
この辺で、あれ?温度計の表示はここでよかったんだっけ?
なんかいつもより早いし、吹き出る炎の色が暗いなぁ~とは思っていたのです。
が、さらに焚き進め、
この温度ならば窯内にあるもう一つの温度計ゼーゲルコーンが倒れているはずなのに、
ピクリとも動いて(溶けて斜め前に倒れて)いない。これはちょっとおかしい・・・。
*デジタルの温度計が瞬間で1230度と表示されても、
ゼーゲルコーンはそれぞれの番号によって窯内の熱量、加熱時間で溶ける時が違い、
その条件をクリアするまでピクリとも動いてくれないので、
最後はこれを信じるほうが多いです。*
そこで工房長の声が『表示間違ってるで!』 私 「やっぱり・・・」
そうです。間違って約100度違いの表示をずっと見て焚いていました。ホントヤバい。
還元に入る時も、1080度になってるわ~と思っていたのが、実は980度。
なので、ゼーゲルが動き出す時間になるまで、
余裕で1時間は長く還元焼成をしていることになります。
御本手とは、還元焼成と、空気をたくさん取り入れる酸化焼成のはざまを行く焼き方なので、
還元がきついと全体的にグレ――――の色に。
今回「グレー」一色の焼き上がりの想像がたやすくできました。私はゾーっと青くなります。
(空気が多すぎても、黄色――――なのでこれまたダメ)
ほんと、朝にバックトゥー・ザ・フューチャーしたかったです。
グワ――――マジか!。って言いましたもの。
で、お待たせの結果ですが。
酸化に転じるのを、ゼーゲルコーンを信じたので大事には至りませんでした。
さんざんひっぱたのに、オチがこれでごめんね(笑)
あーよかった。(笑)
ではまた。