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京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬調合

2022-08-25 15:48:33 | 作陶館日記
今日は、真面目なお話へと戻ってまいりました。
さっき雨が降りました。
「雨女」パワー凄いわ~(笑)

さて、粘土を作って器を作って
素焼きをして、釉薬を掛ける・・
手前までお話を書いたと思いますが、
今日は釉薬を掛けるそのもう少し脇のお話。

「釉薬を調合する」です。

釉薬のもとになる原料は、
結構まとめてストックしてあり、
必要な分量を量り、調合します。

粉の原料のストックコンテナ

沢山の種類と量です。
これらを計って、ポットミルと言う
ガラガラと回転させて、
原料をもっと細かく砕いて混ぜる
入れ物で撹拌いたします。

(ポットミル)

約4,5時間回すかな。
中に丸い球が入ってあり、
それらがガラガラ回すとゴロゴロ転がり
釉薬の原料を砕き混ぜてくれます。



その後、フルイに通してごみなどを取り除き、
バケツに入れられて沈殿させて、
その後、テストピースを作り、
調合に間違いがないか、
焼いて色や濃さなどをチェックして
「問題なし」となったら、
使っているバケツに合流。

万が一、間違っていたら
ひとバケツ+現行のバケツがパァ。
なので、よっぽど簡単な調合以外は
テストピースを作ります。

現行のバケツと合流した釉薬は、
水加減をした後、作品に掛けられます。

そんな支流の「釉薬調合」でした。
さて、釉薬を掛けに行きますか。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

釉薬調合|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

今日は、真面目なお話へと戻ってまいりました。 さっき雨が降降りました。 「雨女」パワー凄いわ~(笑) さて、粘土を作って器を作って 素焼きをして、釉薬を掛ける・・ ...

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