京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

器作り

2024-07-22 16:41:02 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日は、タタラで器作りに来てくださった
方々のお話です。



もう仕上げ段階。
私が教室に訪れた時は、
皆様口作りの佳境でした。

と言うか、思い出した。
奥に座ってる方の器の粘土が、型にピターと
くっついて取れなかったので、
新人ちゃん・その2のヘルプ要請で、作陶館へと
駆け付けたのでした。

時々、湯呑みや筒形の器は、
粘土の水分を型が吸いすぎて、ピッターと
張り付かせて取れなくなる時があるのです。
そして『筒』なので、ふわりと取れない。
ガッチリと締めあげてしまうのです。

でも安心してください。
こう言う時、取る技術もありますので!
え、?やり方を教えろ?
企業秘密ですよ〜(笑)
ま、そんな秘密ではないのですが、
面倒なので割愛!(笑)

この方達は、とある学園の先輩と後輩。
自分たちも先輩に連れて来ていただいたので、
今回は自分たちが…と言うことでした。
なぜ器を作りに来るのかと言うと、彼らは
『お茶(茶道)とは切っても切れない生活なので、
普段使う器を自分たちで作り、
その大変さや楽しさを味わい、
出来上がった器はもちろん、その他のお道具も
自ずと丁寧に扱う心がさらに付くように。』
そんな心で来てくださっているそうな。

すげぇ〜!(感想の薄っぺらさよ)笑


口作りも美しく丁寧。


ん?鳥さんチョコーン?


なぜにアヒル…?

なぜかわかりませんが、
後輩くんのサインが「アヒル」…
皆まで聞くまい。
きっとすごく深い理由があって、
愛着もすごく持ってもらえる器なのだろうから。

何はともあれ、
4人とも楽しんでくださったようで何よりです。
焼き上がったら、
マイ茶碗お披露目お茶会を開いてくださいね。

そしてまた次の後輩さんたちを
彼らが、頼りになる先輩として、
後輩たちを連れて来てくださいね。
お待ちして落ちます。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20キロ素焼き炉 | トップ | 湯飲みの水挽き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

一日陶芸教室」カテゴリの最新記事