こんにちは。
今日は道具のお話です。
ものさし。
写真は、寸差しとセンチの物差し。
寸(すん)は、日本で昔に使われていた
長さや大きさの単位で、一寸が約三センチ。
爪の先が示しているのが一寸。
え~っと、一寸って
どうやって決まったのでしょうね?
『 親指の幅の長さに由来すると言われ、
親指の幅ほどのほんのわずかな長さ
という意味があります。
有名なおとぎ話である「一寸法師」の
「一寸」はこの長さを指しており、
一寸法師はたった3センチメートルほどの
身体だったことになるのです。』
いま、計ったら、私の親指の全長
約5センチ。長いやん。
第一関節までなら3センチ。
一寸法師って、想像より小さかった・・!
第一関節の長さですよ?!
思いっ切りくしゃみをしたら
何処かへ飛んで行ってしまいます。
だから、鬼の鼻の穴の中から飛び込んで
あちこちを針でチクチクさせたのか。。
え?口から入った?
なんにせよ、想像より小さかったです。
寸や、尺、間など、日本で使われていた
単位は、日本人の体の大きさに合わせて
決められている物が多いです。
気になった方は調べてみて下さいね。
(母親が洋裁の布を買う時に使っていた単位や
「ひろ - 両手を広げた幅」、
和裁用の鯨尺(くじらじゃく)の単位など、
すこし掘り下げたら、
疑問がわんさか出てきたので、
この辺にしておきます。)
え~っと、なんだっけ?
道具箱のご紹介をしますね。
ぐちゃぁ(ドヤァ)笑)
器の寸法を測る「とんぼ」や、コテが
缶に一杯入れられております。
作る物に合わせてトンボを作るので、
増えていきます。
(形がトンボに似ているから
そういう名前だという噂。)
横が器の口の大きさ
交差している所から下半分が器の深さ。
上から水挽きをした器の口元にそっと当て、
大きさ深さを見て、その通りになったら
一個出来上がり。
その大きさにするには、コテを使います。
コテ。
水挽きの時に、水分(泥など)を含んで
すべりが良くなるように、布を巻いております。
鉢などを作る時に使うコテです。
道具は自分で作ります。
市販のものでは痒いところに手が届かない。
器の形に添わないので、
作る方がしっくりくるのです。
一個二個の制作数ではありませんからね。
そんな、綺麗だとは言えない
道具(箱)のご紹介でした。
寸差し、もう作られてないですから
大事に使わないとね~。
あ、メートルってどうやって作られたん?
という物が書いてあるページがありました
『地球の北極から赤道までの子午線の距離で、
それの1千万分の1を1メートルとしました。』
だって。(1791年に決めたらしいです。
地球の大きさがこの時点で分かっていたのですね)