京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬かけ

2024-05-13 15:44:08 | 作陶館日記

こんにちは。
今日は教室の釉薬を掛ける様子のお話です。



まずは、皆さんの前で実演。
持ち方の工夫や、釉薬に着ける秒数
(濃く掛け過ぎると流れる釉薬の時など
気を付ける釉薬の時にお伝えします)
ある程度の標準秒数が分かっていると
目安が掴みやすいですからね~。
参考にするかは、人それぞれですが。

さて、掛けましょ。

「今回は~。。」と、
作品を持ちながら説明し、
実際に作業を見て頂きます。

コレは御本手になる透明釉。
灰が原料なので、グレー。

コレはね、伊羅保釉を掛けます。
とんすい(お鍋の時などによく使う器の名前)

私。(見てるだけ)(笑)

というところでまた明日!
Please stay healthy and stay safe.

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雑談

2024-05-11 15:35:15 | 気になるコト

こんにちは。
今日は思いっきり雑談。
お日さま綺麗とか、鳥が可愛いというお話。
エエ、中身がない雑談です(何回も言う(笑)

いつの季節だか、夕日が丁度美しく
朝日焼きのエントランスを照らし出してくれる
時があり、それが何とも美しいので
書いておきますネ。
対岸の夕日が沈む場所には、平等院があります。
どちらが彼岸なのか・・?ってなりますよね。
平等院から、朝日焼きのある方向が彼岸だと
想定して作られていたと記憶しておりますが、
こちら側は朝日が昇る東側。あれぇ?

『沖縄には「ニライカナイ」という概念がある。
「おもろさうし」などの祭祀歌謡集の中での
「ニライカナイ」は東方の彼方といわれているが、
この場合の「ニライカナイ」とは
沖縄の西の海の果てに在るとされる
理想郷のことである。』
あれぇ?

どちらも、対岸などの先にあるもの(場所)が
彼岸だという事にしておきましょう。うん。

あとは・・

なんか、いい声で鳴いていた鳥。
ヒヨではないと思うのですが、
鳥に詳しくないからわかんない。
(じゃぁ書くなよ)笑)
宇治川には、カワセミが住み着いております。
数度見かけました。
ジャボンと水に入っていったのと、
羽根の色が美しかったので間違いないです。

ラッキー555(?)笑)

777でもなく、999でもないし、
なんなら551でもない(笑)
でも、ふと見に行ってゾロ目だったら
なんとなく嬉しいじゃないですか。
もちろん、999のときもあります。
その時も写真を撮ったのですが、
そのときは、さすがに
「自分だけが楽しいだけかも・・?」と
思い、消してしまったので、
555を残している今、話題にしておきます。

そんなところで、
端にも棒にも引っかからない話題でした。
次はもっとマトモな内容かも?
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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kamatsume

2024-05-10 15:20:48 | 気になるコト

窯詰めです。
表題?気にしないでください。
変換するのを忘れただけです。(ものぐさ)

さて、今日は朝日焼のガス窯で
一番小さな窯の窯詰めのお話です。

窯が小さいの!

私の顔が大きい訳じゃないの!

窯が小さいから、すぐ詰まるだろうと
お思いでしょう?エエ、その通り(笑)
いや、容量は結構あるので、
(棚板が2枚分)
お抹茶碗なら24個ぐらいは入ります。
小物も隙間に入れられるので、案外入る。

そして、風などの影響を受けやすいので、
案外、焚きにくいです。
(煙突から吹き込む風が影響します)
ガス圧を少し上げたり、
空気の遮断弁を少しいじるだけでも
温度上昇ががたっと変わります。
なのに、この窯、キュウキュウに詰めちゃって

窯の中の(炎の巡りが)雰囲気が
均一になりにくいのですよね、
キュウキュウの隙間だと。

でもしかたがない。
必要な物がペッタンコの物なんだもの。

結果は、心の準備をして臨んだので、
焚きにくかったのは変わりませんが、
んも~~!!とは怒らなくてすみました。
あすもも窯、焚きます。
頑張りますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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土練機・続

2024-05-09 15:39:16 | 気になるコト

こんにちは。
今日は土練機で粘土を再生している
お話の続きです。

画像
粘土を練って押し出す機械
(土練機(どれんき))
画像
屑土(くずつち)
一度使われた土。空気などが入っている
画像
放り込んで~
画像
すかさず次も~
ドンドコ放り込んでいると思いきや
違うんですね~。

この土練機は回転する速度が
代えられないタイプなので
(回転速度を上げられるタイプもあります)
機械がイイ感じに粘土を吸い込み、
練り込んでいくタイミングをみ、
水も適度に入れて・・と、
鼻歌なしには務まりません。
(いや、ボッチで動き的には単調な仕事なのでね)

こうして出てくるのがこれら。

画像
入れた分だけ出るので
(当たり前)
ボケーッとしていたら
ものすごく長くなります
画像
大体同じ長さに切って縦に整列させて立てていく。
そしてこれらを4分割し、
横の列で取って、土練機に入れていきます。

建ての列に置き、横の列で入れていく
こうしたことを繰り返して、
まんべんなく粘土の堅さ、古さなどを均一にし
使いやすい粘土に再生します。
あとはビニールにくるんで保管。
教室のたびに、使いやすい大きさに切って
皆様にご提供。
そして、屑土になると、
また新しいのと混ぜあわせて再生。

粘土、無尽蔵にある訳では無いですからね。
大事に使わないと。
朝日焼ならではの粘土、
使いにいらしてくださいね。
お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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土練機

2024-05-08 16:18:12 | 作陶館日記

こんにちは。
今日は土練機通しのお話を書きます。
2年前の冬の話なので、大昔です。

完全防備です。寒いのキライ・・

お客様が使われた粘土を・・

スクリューのような刃がぐるぐる回る
機械の投入口に入れて・・
(指を間違って入れたらスパンと切れます。
取れるほどに。これマジ。

ある程度入れると、口からにょろっと
粘土が出てきます。

出た端から机に立てていきます。

コンテナに入っている粘土と、
新しい粘土、土練機から出てきた粘土を
イイ感じに混ざるように機械に入れつつ
水などを足して、使いやすい堅さに調節。
コレを三回ほど繰り返したら、
ビニールで包みます。

あ、今確認したら、
もう少し写真があるので、
話題を二回に分けちゃおっと。

そんなことでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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