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タンテ ユー 出ているアップパーツ

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タンテUのキットは未だ手付かずのままで、CMKのレジンパーツを切り出しています。

こりゃどう見ても不良品だろな!っていうパーツを掴まされてしもうたよ。



コクピットとエンジンルームとを分ける隔壁に取り付けられた潤滑油タンクなんですが、片側が異常に膨れ上がっています。表面を鉛筆でなぞって、そのフルヘッヘンド(蘭学事始 参照)ぶりを観てくだシャンゼリゼ←無視してけっこう!

断面方向から見ると


これぞ出ているアップパーツです!←昭和ダダすべりのダジャレは、読者の皆さんはもう聞き飽きたでしょうが、老い先短いオッさんの慎ましやかな楽すぃみと、スルーしてちょうだいm(_ _)m

注型の際に、型締めの不具合が発生したものと推測されます。

慌てない、慌てない←老い先短け〜んだったら慌てろよ!





φ8ミリのドンピシャの丸棒があったので、表面に瞬間接着剤を染み込ませ、ボール盤に噛ませて、端面のアールを削り出しました。

細々としたディテールはプラ材を貼り付け、一件落着!

約1.5時間の、骨折り損のくたびっちゃ←相互読者のお遍路k秋さんところの方言を拝借⁉︎





このタンクは黄色で塗装されていて、どよーんとしたエンジンルームの中でも目立つもので、歪んだまんまじゃそれを観た人がその形として認識してしまうのも、頑固じじいモデラーとして責任ある作りとは言えません!のチカラが働いたんですねー。

…………

物の本で読んだうろ覚えの事ですが、ウィスキーの蒸留タンクを初めて日本で作ったとき、本場のタンクの側面についた当て傷までをソックリ再現したそうです。大きめの凹みだったのでしょうか、その窪みが蒸留具合に影響する大切なものと捉えたのでしょう、未知なるものへの日本人らしい真摯な対応です。

…………♪

閑話休題。模型の展示会などで、まっさらな状態で観る人には、観たそのものが実物を縮尺した物となる事の、オーバーかもしれませんが作者としての責任というか、一般に言うスケールモデルへの向き合い方だと思っています。

しかしながら縮尺率にもよりますが、極端に違う形とかは別として、1ミリに拘る、1°に拘って他人様が完成させたものに難癖をつけるのは野暮というもので、先ずは絶滅危惧種のモデラーに、完成の喜びというものを分かち合うのがスジでしょう。
ちなみに野暮と出たんで、ドイツ語で“ ヤーボ ” とは戦闘機/戦闘爆撃機の略でありまっす!

まだまだパーツの削り出しは続く……って呑んでばっかで、手が動いてない(*_*)

ではごきげんよう(^O^)/

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