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趣味人(シュミット)のプラジェクトX
3:ZÜNDAPP KS750 続ヘルメット改修
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ヘルメット改修の続きです。
横幅の寸法が確定したので、これを基準に現物の画像から拾い出した実測値と対比させ、前後/高さを割り出します。
画像から拾い出した横幅:同前後幅=1:x
96.0:116.0=1:x
x=116.0÷96.0
x=1.2
横幅を1としたときに、前後幅は1.2倍と算出されます。
これをキットに当てはめると
キット改修後の横幅:同前後幅=1:1.2
25.5:x=1:1.2
x=25.5×1.2
x=30.6
改修前の前後幅が34.0なので
34.0-30.6=3.4
3.4ミリ詰める必要があります。
前回作った1/16降下猟兵のヘルメットを実測したら、対比値が1.4と出ました。
これは縦長を誇張しているスケールエフェクトによるものと思われます。
「…人間は人型のものを見ると、無意識に顔を探すので…」
(横山宏Ma.K.モデリングブックより抜粋)
ヘルメットの縦長を誇張する事でより立体感を引き出し、ヒトとして深く認識する為のものでしょう。
今回は前後方向に分割し、またサンドペーパーの上で研磨して幅を詰めていきますが、そのまま接着しても菱形の断面になるので、前半分から2ミリ、後ろ半分から4ミリほど詰め、0.5ミリのプラ板4枚を重ねて接着しています。これで歪な断面にならず、なだらかに繋げる事ができます。
いきなり2ミリプラ板を貼ってもいいんですが、0.5づつ貼っては荒取りを繰り返し、リューターへの負荷を軽減する力技を避けての加工です。
前後幅、高さの比較です。
上段が改修前、下段が改修後の画像です。
表面処理は未だですが、頭頂部も2ミリ削り大方の形には出来たので、サフ吹きはほかのパーツと同時に吹きます。
今回はこのへんで!ごきげんよう(^-^)v
愛あるあなたのピンポンダッシュ
↓決めてちょれい↓
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