海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

5月19日の大浦湾、羽地内海の様子

2020-05-19 22:14:12 | 米軍・自衛隊・基地問題

 沖縄は梅雨の雨が続いている。19日(火)は午後3時58分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。雨にかすむ大浦湾にまだランプウェイ台船やガット船は姿を見せていない。護岸や陸上部での動きも見られなかった。

 午後4時25分頃、羽地内海の様子を見に行った。大浦湾に埋め立て用土砂を運ぶガット船や、陸揚げに使用するランプウェイ台船はまだ羽地内海にとどまっていた。

 新型コロナウイルスの新たな感染者が少なくなり、沖縄も緊急事態宣言が解除されたが、重体で集中治療室に入っている人もいれば、日々亡くなっている人もいる。アフリカや難民居住地域では、これから感染が広がろうとしている国、地域もある。そこに目を向けたい。

 セバスチャン・サルガドがアマゾン川流域に暮らす先住民族について、新型コロナウイルスの感染拡大で「絶滅」の危機にある、とブラジル大統領に対策を求めていた。手洗いどころか飲み水の確保さえままならない国や地域への支援に、日本は力を入れるべきだ。

 


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