海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

琉球セメント桟橋前の抗議行動

2019-01-31 23:58:28 | 米軍・自衛隊・基地問題

 1月も最終日となった。31日(木)は午後から名護市安和区の琉球セメント桟橋前の抗議行動に参加した。午後1時過ぎ、桟橋には航安丸が接岸し、土砂を積み込んでいるところだった。この日3隻目の積み込みとのことだった。

 桟橋に続くゲート前では、本部町島ぐるみ会議の皆さんを中心に、県外からの参加者を含めて10数人で、土砂を運んでくるダンプカーに対し抗議を続けた。少しでも車両が入るのを遅らせようとゲート前を何度も往復し、機動隊に排除されるとプラカードを掲げてダンプカーや道行く車両に訴える。

 地味で難儀な行動だが、だれもやらなければダンプカーはスムーズにどんどん入っていく。水曜日の大行動のあと、抗議が弱まると大量のダンプカーが入って作業の遅れを取り戻す。連続してダンプカーの搬入を遅らせることができれば、大浦湾での土砂陸揚げも遅らせることができるのだが。そのためにはもっと多くの参加者が必要だ。

 午後3時15分頃、航安丸が桟橋を離れ、入れ替わりに第二十八旭丸が午後3時40分頃接岸した。午後3時50分頃、旭丸への土砂積み込みが始まった。午後4時52分に最後のダンプカーが入り、この日の土砂積み込みが終了した。


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