海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

琉球セメント桟橋で土砂積み出しに抗議

2019-03-18 23:53:26 | 米軍・自衛隊・基地問題

 18日(月)はカヌー10艇、ゴムボート1隻が名護市安和の海に出て、埋め立て用土砂を積み出すガット船に抗議した。この日は午前7時過ぎから第八藤進への土砂積み込み作業が行われていた。

 陸上では今日18日から23日(土)まで「GOGOドライブ!連続大行動」が取り組まれている。政府が25日に②工区への土砂投入を打ち出しているなかで、土砂の搬出を止めようと連日、車両による抗議行動が行われる。それに連帯しながら、海でも抗議行動を取り組んだ。

 時折小雨が降り、波と風もあったが、船陰に入って土砂の積み込みが終わるまで待機した。陸での抗議行動で作業が遅れ、普段なら午前中に出ていく1隻目が桟橋で足止めとなったまま昼休みに入った。

 午後、再び海に出て、土砂を積み込んで出航しようとする第八藤進に抗議した。作業員が桟橋そばのカヌーメンバーにホースで海水を浴びせかけた。体が冷えたが、こんな嫌がらせで音を上げるほどカヌーメンバーはやわではない。むしろ、闘志に火をつけられる。

 沖縄県民がどれだけ反対の意思を示しても、安倍政権は平然とそれを踏みにじり、辺野古新基地建設を強行する。それに抵抗しなければ、工事はどんどん進み、辺野古の海・大浦湾が破壊されていく。午後3時頃、第八藤進が桟橋を離れ北上していった。

 

 


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