以前も書きましたが、私の実家は神社です。
それが関係しているのかどうかわかりませんが、幼い頃はよく「霊的」な体験をしました。
私にとってはそういった現象や体験は何か特別なことではなく、幼い時から「普通」のことだったので、全く怖ろしいことではありませんでした。
しかし…
「死んだおばあちゃんに会えてうれしかった~」
などど、他人に当たり前のことのように話すと、大抵怖がられるということがわかってからは、めったに話すことはありませんでした。
実家はどうやら因縁のある家系のようで…まあ、挙げれば色々あります。
だから一刻も早く実家を出たかった、姓を変えたかった、というのが正直な話。
ところが、そんな「霊感」も、大人になるにつれて次第に薄れていき、「直感」程度になってしまいました。
純粋な心が失われ罪穢れが増えていくからなのでしょうか。
今では、「気配」とか「ここはイヤな感じがする」などといった「何となく空気を感じる」程度の感覚です。
宜保さんとか下さんとか江原さんのような霊能力者では、もちろんありません。
普通の人間です。
ただ、いざという時の「直感」だけは、今でも人様より少しだけ鋭いようです。
でも、宝くじも含め「くじ」なるものにはからっきし、なのですけどね…
そういうことには「直感」が働かないようになっているようで
「くじ」と言えば…
鹿島神宮でのこと。
ハハ「おみくじ、何だった」
娘「キチハン」
ハハ「キチハン」
娘「そうだよ。ほら…」
ハハ「これ、右から読むんじゃない半吉って…」
娘「そうなの~。半吉って、なに~」
ハハ「お母さんも初めて見た~小吉とか末吉とかじゃないんだね」
おばあちゃん「私も、半吉」
ハハ「あっお母さんのも半吉だ
…そっちは
」
旅人「半吉…」
ハハ「ええ~4人とも半吉なの
で、お父さんは~
」
チチ「……………凶」
(一瞬、空気が氷結)
そして………大爆笑
「半吉」というおみくじがあることを、生まれて初めて知った神社出身のハハでした。
にぎやかな教室の神棚です