子供が年中になってすぐ、アヤアカデミーのブログで開智の通学バスが近くの駅から出ていることを知り、小学校受験を考えました。
うちは共働きで、子供は毎日朝8時から夜8時まで保育園です。
アヤアカデミーでは土曜日クラスがないので、土曜日に開講している塾を探しました。
ですが、お月謝が高い割に生徒数が多く、悩んだ挙句、アヤアカデミーに見学したいと連絡を取りました。
見学に行って教室の様子を見ると、ザリガニがいて、壁一面に子供たちの作品が並び、小学生クラスの生徒さんのものと思われる辞書にはびっしりと付箋紙が。
それを見て、受験云々関係なく、この先生に教えていただけるのは子供にとって良い経験になると感じました。
塾への送りをファミリーサポートさんにお願いし、迎えは両親のどちらかが行ってフィードバックを聞くことにしました。
迎えだけでも一時間以上の早退が必要ですが、夫婦交代で早退すれば何とかなるだろうと、アヤアカデミーに通うことを決めました。
子供を受験する気にさせるにはどうしたらよいか悩んでいましたが、一緒に通うお友達の様子や先生のお話から思うところがあったのか、通い始めてすぐ自分から開智に行きたいと言うようになりました。
しかし、勉強させる時間がなかなか取れず、私は焦っていました。
平日に時間がないことはもとより、塾の日に仕事を早退した分、土日に出勤しなければならず、気持ちばかり焦る毎日でした。
そこで、年長さんになったころから、毎日、保育園からの帰り道、今日は帰ったらプリントを何枚するかを子供本人に決めさせることにしました。
8枚と決めたら8枚で終わり。
もっとやりたいと言う時もありましたが、決めた枚数で終わり。
気分が乗った時はパズルをやる。
そうやって自分の勉強を自ら管理させるようにしました。
この方法で勉強するようになってからは、親が側にずっとついてなくてもちゃんとやるようになり、ようやく私の焦りも少しはよくなりました。
夏期講習が始まってからの制作の宿題は、画用紙を用意したり、折り紙の金銀がなくて買いに走ったりと、これまた忙しい日々でした。
正直に告白しますと、塾に通い始めた当初、季節の問題を見て、入試に出てこないことを祈るのみだと思いました(笑)。
先生は、スーパーなどで本物を見ながら教えるのが良いと教えてくださいましたが、いやいや、春の花、夏の虫、秋の果物…こんなに全部覚えられるわけないじゃん!と思っていました。
ところが、夏期講習のある日、季節の問題で100点を取って帰ってきました。
まぐれだったかもしれません。
でも、とてもうれしかった。
子供の可能性を信じ切れてなかった自分。
反省です。
夏期講習が終わり、受験。
塾ではずっと真ん中あたりの成績でしたが、入試でも見事にほとんどの教科を真ん中あたりの成績で合格しました。
子供が変わったのは、合格後でした。
性格が明るくなり、積極性も増し、自分から「こうしたらいいんじゃない?」などと提案してくることも増えました。
先生を初め、保育園の先生やママたちに「おめでとう、よく頑張ったね!と」言われ、とても自信が付いたようです。
成長した子どもの姿を見て、受験して本当に良かったと思っています。
ありがとうございました。
(Yママ)