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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第6回

2021-01-30 00:38:30 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

この度、娘を合格に導いていただきありがとうございました。

娘は、とても頑張ってくれました。
頑張っているのはわかっているつもりでしたが、親の焦りから何度も何度も怒ってしまいました。
遊びたい盛りの5~6歳の幼児が、勉強をしているだけでも褒めてあげなければならなかったのに、常に怒ってしまったこと、反省しかありません。
下の子にも「静かにしててね」「ひとりで遊んでて」とさみしい思いをさせてしまったことも反省です。

我が家は共働きで、帰宅は19時頃でした。
なかなか時間が取れない、と焦りばかりでイライラして悪循環でしたが、生活サイクルがやっと軌道に乗ったのは夏休み前でした。
夏期講習が8時からでしたので、7月くらいから生活を朝型に変えました。
6時に起床し、朝食後勉強をして、保育所に行く道のどこかで5分ほど運動してから登所。
運動も大好きな娘は、朝、運動メニューをこなすことを楽しみに朝の支度もさっさとしてくれるようになりました。
帰宅後の時間に制作やパズルなどを遊びのようにやる、このスタイルが私にも娘にもはまったようで、気持ちが楽になりました。

田村先生の偉大さをまじまじと実感したのは夏期講習でした。
スピード感をもって問題を解く、時間内に制作を仕上げる、衝撃を受けました。
それまでももちろん先生の求めるレベルの高さ、受験勉強だけではなく今後の成長に必要なことを教えてくれていましたが、それは基礎知識、あって当たり前。
一番印象に残っているのは、花の切り絵制作。
制作スピードが決して遅いわけではない娘。
きれいに色を塗ってはみ出さないように切った…でもそこで時間切れ、画用紙に貼っていませんでした。
田村先生から「貼っていなければ0点です!!!」
私と主人「なるほど!!!」
その意識は娘にしっかり伝わり、制作過程を考えることもできるようになりました。
本番では指示どおり制作を仕上げられたようです。
さすがです、田村先生!!

夏期講習が終わって、娘は「開智小学校に行く」と気持ちが変わったようで、保育所で先生や友だちに「違う小学校に行く」と話し始めたようです。
合格後に聞いたところ「みんなに話したら頑張るしかないでしょ、合格するしかないようにみんなに話したの」と。
なんてストイックに成長していたんだ、とびっくりしました。
先生がモチベーションも上げてくださっていたのですね。

緊急事態宣言に先立ち、オンライン授業を決めていただき、通常と変わらない授業を進めていただいたことも、感謝しかありません。
アヤアカの仲間に会えず子どもの気持ちも不安定になり、私の不安は募りましたが、子どもはしっかり吸収して成長していました。

娘は初めての場所では自分を出すことができません。
初回模試の面接では、質問に答えられなくて泣いてしまいました。
そんな娘が、知らない人にもスーパーやエレベーター内で挨拶をしたり話しかけたりできるようになりました。
オンライン授業中でもLINEで制作発表を毎週行っていたため、自然に「話すこと」が身についたようです。
コロナ禍だったので、友だちと遊ぶこともできずに行動観察は不安要素でしかありませんでしたが、娘を安心して送り出すことができました。

1年を通して、合格だけではなく、生きていくうえで大切なことを学ぶことができました。
私自身も子どもへの接し方を見直すことができました。
ありがとうございました!

また来年、下の子がお世話になります!

コメント
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