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20年度入試 開智の「運動」

2008-05-13 07:44:17 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
実は、開智で「運動」のテストが導入されたのは、19年度入試つまり2006年秋からなので、昨年は2年目の実施だったのです。

ここでは、個人プレーのみが評価の対象で、「走る」「歩く」「跳ぶ」「投げる」などの基本動作を通じて個人の運動能力を見られます。

試験時間は15分です。

初年度は次のようなテストでした。
①その場でドリブル10回

②ボールを手に持ってジグザグ走り

③かごにボールを入れて、もとの位置に戻る

この一連の動きが「スムーズにすばやく」できるかを問われました。
「ドリブル10回」以外は指示を守っていれば楽勝ですね
でも、ボールを10回連続してドリブルするのは、結構難しかったと思います

「運動」の評価ポイント(観点)は…
①敏捷性(すばやさ)
②一連のスムーズな動き
③体のコントロール、バランス感覚
以上に加えて
④「ルール」(指示)を守ること
⑤最後まであきらめず積極的にがんばる姿勢・意欲

たとえ、下手でも途中で失敗しても決して投げ出さず、最後までがんばりぬくこと
これは、大人にとっても大切なことですね。

今、ふと思い出したのですが…
「はじめてのおつかい」ってテレビ番組がありますよね。
私、あの番組が大好きなんです
小さな子どもたちがおつかいの初体験をするヤツです。
毎回、号泣です

お買物に一人で行く勇気が出なかったり…
途中で道に迷ったり…
品物を間違えたり…
荷物が重くて泣き出したり…

でも、みんなちっちゃいのに、最後までがんばり抜くんです
その姿に感動
うるうる
その「がんばり」が大切なのです。

さて、話を戻しまして…

20年度の「運動」は…

①縄跳び10回

②マットで前転1回

③アザラシ歩き(手だけを使って歩く)

④ボールを足の間にはさみ、ぴょんぴょんうさぎ跳びをしてカゴのところまで行く

⑤カゴにボールを入れてゴール

難しくなってます。
おそらく早い子と遅い子の「タイム」には相当開きがあったと思います。

娘…
順番が、確か13人中11番目だったので、お友だち全員のプレーをずーっと見ていたため、早くやりたくてしょうがなかったそうです。
それで気持ちがはやっていたのでしょうか。
うさぎ跳びの時に2回ボールを落としてしまったようです
普段、遊んでいるときなら難なくできる動作も、テストとなるとなかなかスムーズにできないものですね。

ちょっと、本人
「くやしいです
って、カンジでした


「運動」テストは、早い話、その子が「いかに遊びなれてきたか」を見ているんですね。
個人的には特別な訓練など必要ない、と思っています。

オリンピックの体操選手じゃないんだから…
遊びの中で普通の年長さんが普通にできることしか要求されないのですから…
それに、たとえうまくできなくても、「やる気」「挑戦意欲」を見てくれるんだから…

スポーツクラブや運動教室も良いけれど…
晴れたお休みの日は、とにかく子どもと公園に行って遊びましょう
季節の変化を肌に感じながら…
親も子どもと一緒に良い汗かいて

この歳で、息切らして走ってるおばさんもいるんです
…って、ホントは結構楽しんでたり



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