智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

20年度 埼玉大附属の第一次「検査2」運動

2008-06-03 08:49:44 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
こんなことって、あり

小学校の卒業式…大雨
中学校の入学式…大嵐
初めての中間テスト…骨折
初めての体育祭…雨で延期
そして、今日、体育祭の振替…梅雨入り&台風
あ~ぁ
なんだかな~

体育祭、今度いつになるか、わからないそうです
息子の人生、ずっとこんなんかいな~

神様
わが息子に


…と、いうわけで…(どういうわけや
埼大附属の「検査2」運動です。

運動テストは体育館で約30分行われます。

2-A 運動能力の検査
スタート(赤いマット) 

ボールの入ったカゴからボールを1つ取り、黄色いマットの上にすわる

(ボールを持ったまま)緑のマットの上の平均台をわたる

緑のカラーコーンをジグザグに走る

黄色い机でUターン

ゴールまで全力疾走

ボールをカゴに返す

2-B 運動能力の検査
スタート(黄色いマット)

青いバー(飛び越える)赤いバー(くぐる)を2回繰り返し

緑のコーンの周りを1週する

黄色いポールでUターン

ゴールまで全力疾走

決して難しい内容ではないので、多少運動の苦手な子でもクリアできる課題です。
スピードが速いに越したことはありませんが、それよりもあせらず指示通り確実にこなすことが大切です。
今回は特に「B」の方の「青いバーは飛び越える、赤いバーはくぐる」という指示を聞き漏らさないように注意する必要がありますね。


さて、娘…
全ての検査が終了して控え室に戻ってくると、なぜかごきげん
早く話したくてしょうがないらしく、いきなり「運動」の内容を図解し始めました。
「運動」は得意中の得意なので、難なくクリアしたのだと思います

娘のエライところは、決して人の失敗を口にしないところ。
自分ができていると、ついついできていない子のことを「そしり」がちですが、そういうことをおくびにも出さないのです。

12時45分までに昼食をとるように言われていたのに、娘のグループはちょっと時間が延びてしまったということで、戻ってきたのは確か12時30分を回っていました。
大慌てでお弁当を食べました

最後は「検査カード」に「1-A」「1-B」「2-A」「2-B」のハンコが押してあるか確認し、そのカードを出口の箱の中に入れて帰りました。
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20年度 埼玉大附属の第一次「検査1」知能の検査

2008-06-02 08:43:01 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
第一次検査は11月27日(火)でした。
ペーパーと作業が各30分ずつとなります。

受付は男女で時間が異なります。
女児 8:00~9:00
男児 10:30~11:30

まず、「願書受付票」を提示し、「検査番号」のクジをひきます。
入学検査は「願書受付票」の番号ではなく当日の「検査番号」で行われるので要注意

「検査カード」と「検査実施要綱」を受け取ったら、「検査番号」によりグループに分かれて控え室で待機します。
控え室は人数のわりに狭いです。
私たちの控え室は「音楽室」でピアノが置いてあったため、余計狭く感じられました。
待機の時間が長いので、折り紙や本などを持参しておくと良いです。
娘はクーピーで絵を描いて待ちました。

検査開始時間 
女児 9:30~
男児 13:00~

子どもたちは約20名ずつのグループに分かれて出発します。
片手に「検査カード」を持ち、もう一方の手を前の人の肩に乗せて一列になって行きます。
うちの娘は、その「検査カード」の手をこっちへ上げてバイバイしながら去っていったためまるで宝塚歌劇団の「ラインダンス」みたいでした

子どもたちが行ってしまうと、戻るまで約2~3時間、保護者は控え室で待つことになります。
保護者も時間がつぶせる本などを持っていくと良いです。
ちなみに私は、時間がなくてずっと読めずにいた「麒麟」田村裕の「ホームレス中学生」を持って行きました。
イッキに読み終わってしまいましたけど…

検査1
1-A 知能の検査 ペーパー テスト時間約30分

ペーパーテストでは、まず例題のページがあり、説明を聞いてその例題を解いてから、問題を解きます。
以下、娘の記憶をたどっていきますが、問題を思い出せなかったり、例題と問題が入れ替わっていたりする可能性もありますので、ご了解ください。

●鏡映像(線対称)
例)
絵(さくらんぼ)を鏡に映すと、どのように写るか、4つの中から選んで○をつけます。
問題)
「傘」など4問

●絵の順番(時系列)
例)
4つの絵(たまご、ひよこ、たまごがわれてひよこがでてくるところ、にわとり)を順番に並べたときに2番目と4番目にくる絵に○をつけます。
問題)
「植物」など4問

●折り紙の折りスジ
例)
折り紙を点線で折って開いたときの折り線はどれか、4つの中から選んで○をつけます。
問題)
4問

●常識(仲間)
例)
絵(すいか)と同じ仲間のものを4つ(ぶどう、みかんなど)の中から選んで○をつけます。
問題)
「ペンギン」など4問

1-B 知能の検査 作業 テスト時間約30分

●模写
見本と同じになるように絵を完成させます。
「ねずみ」「金魚鉢」「模様のあるカン」など4問

●巧緻性
机の左上に「おてふき」中央上に「はさみ」「カップのり」「エンピツ」右上の検査番号下に「見本の絵」、その下に「黄色い画用紙」、手前に「お手本の絵がバラバラに描かれた画用紙」が置いてあります。
これらの道具を使って、見本と同じ絵を黄色い画用紙に貼って完成させるというものです。
絵は「イカのようなもの」「魚のようなもの」「貝のようなもの」の3つ。


開智の時のように、娘には後で聞くから問題を覚えておくように、と前もって言ってありました。
この「巧緻性」の問題についてはかなり忠実に再現してスケッチしてくれました。
でも、ペーパーはところどころ曖昧だったり抜けていたり…
「時間」にも「気持ち」にも附属はあまり余裕がなかったのでしょう。


もちろん、問題をしっかり再現できる子は、ちゃんと理解できている子です。

私が昔、進学塾で教えていたときの話。
入試の日は大忙しです
まず、早朝から校門前で塾の受験生たちを待ち構え「受検応援」をします。
受験生の肩をたたいたり、手を握ったりして激励するのです

最後の受験生を見送ると、学校近くの喫茶店などでお茶などをしながら時間をつぶします。
試験が始まって大体30分くらい経つと、学校が問題を販売もしくは掲示します。
販売する場合は何部か購入し、すぐ塾に戻ります
そこから私たちは大急ぎで問題を解き、受験生が戻ってくるまでに「模範解答」を作成します。
「やったー、予想があたったぞ
「ヤバイ、難しい今回は平均点が大幅に下がるかも
私たちも悲喜こもごもです

そうこうしているうちに、入試を終えた足で受験生たちが塾にやってきます。
そうしたら彼らに解答用紙を配り、本番でどんな答えを書いたか忠実に書くように指示します。
そこでちゃんと書ける子は、やはりできている子なのですよ


子どもたちにはそのあと、次の日の科目やこれから受ける学校の特訓授業を受けさせ、早めに帰宅させます。
社会の時事問題などは、別の学校で同じような問題が出ることもあるので、軽く解説します。

私たちはその後も夜遅くまで残って、問題の分析をしたり、平均点や合否の予想を立てたりします。
そしてまた次の日は早朝から校門前に集合
とっても眠いそして寒いんですね、これが…
そんな殺人的スケジュールが2月の間続きます。
今思うと、よく体力がもったもんです…
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閑話休題 「TOEIC Bridge」の受験

2008-06-01 21:06:12 | 受験・教育全般
今日から6月。
ついに夏に突入ですね
テンプレートも夏っぽくしてみましたが、ちょっと読みにくいかしら

午前中、埼玉大学まで行って「TOEIC Bridge」を受けてきました。
ちょうど、埼玉大学教育学部附属小の入試について書いているところだったので、グッドタイミングーでしたね

5月26日、現福田内閣の「教育再生懇談会」(安倍内閣における「教育再生会議」の後継組織)が第1次報告をまとめ発表しました。
その報告には「必要が無い限り、小・中学生に携帯電話を持たせないようにする」というようなことも提案されていてニュースになりましたね。

実は、その報告の「英語教育を抜本的に見直す」という項目のなかに次のような記述があります。

「アジア各国では、我が国の中学校相当の英語教育を既に小学校で行っている。
真の国際人になるには、英語力だけでなく、日本のことをよく学び、国語力をしっかり身に付けることが大前提になるのは当然であるが、我が国においても、国は、小学校から大学までの各段階における到達目標を、TOEIC、TOEFL、英検を活用するなどして明確に設定し、英語教育を強化する。
例えば、中国、韓国等の英語教科書の語彙数が日本の2倍以上あることも踏まえ、英語教科書の質、語彙数、テキスト分量を抜本的に向上させる」

「小学校について、国は、少なくとも3年生からの早期必修化を目指し、3年生から35時間以上英語教育を行うモデル校を大規模に(例えば5000校)設け支援する」

「現在、高等学校の英語教員でも英検準1級相当以上の者が5割にとどまることから、更に高いレベルを目指し、教育委員会は、TOEIC、TOEFL のスコアや英検合格を条件として課すなど、小学校教員、中・高等学校の英語教員の採用を見直す」

「国、教育委員会は、教員の研修やALTの確保等の条件を整備し、特に小学校の英語教育導入に向け、外国語活動の専任教員の導入、外国人講師や英語に堪能な社会人の活用等、英語指導を行う人材確保に努めつつ、国は、早急に学習指導要領の見直しの検討に着手し、実行に移す」

「今ごろになって遅いよー」ということもありますけど…
興味深いのは、英語教員資格や小学生~大学生の英語到達目標に「TOEIC」「TOEFL」のスコアや「英検」を活用する、という提案です。
そんな流れからも、全世界共通の英語能力テストとして今や「グローバルスタンダード」となった「TOEIC」は、今後、ますます注目されることになると思います。

で、「TOEIC Bridge」は「TOEICへの橋渡し」としてのテストで、試験時間も問題数もちょうど半分の60分、100問。
日常からビジネスまで幅広い内容を扱う「TOEIC」よりももっと身近な内容が主で、英語初級~中級学習者が受験しやすいように作成されている、新しいテストです。

…まぁそんなわけで、まずは自分で受けてみないことには何も始まらない…と思い、今回受験をしたのです。
息子の妊娠中に「TOEIC」を受験して以来、十数年ぶりです

会場は埼玉大学キャンパス内の教養教育2号館。
同じ会場の受験生は50~60人程度でした。
中学生らしき女の子、高校生、大学生、私のような社会人まで幅広い年齢層。
10:00~10:30
入室
10:30~11:00
答案用紙への氏名、生年月日、英語学習歴のアンケートなどの記入
11:00
テスト開始

リスニングセクション…25分、50問
Part1
写真描写問題…15問
写真を見て、その内容を最も的確に描写している記号を答える4択問題(英文記述なし)
Part2
応答問題…20問
ある質問とその応答を3つ聞いて、一番質問にふさわしい応答の記号を答える3択問題(やはり英文記述なし)
Part3
会話問題…15問
ある2人の人物の会話やある場面での説明文などを聞いて、問題用紙に書いてある質問に対する最もふさわしい答えを選ぶ4択問題

Part1、Part2は楽勝でしたが、Part3では2問だけ自信のないものがありました

リーディングセクション…35分、50問
Part4
文法・語彙問題…30問
事前にやってみた公式問題集の「練習用テスト」よりも難しい語句が結構ありました
穴埋めの4択問題
Part5…読解問題…20問
こちらも事前練習時より時間がかかり、一応、全部できましたが、リーディングセクション全体で時間は全く余りませんでした
「チョコレートプリン」のレシピのところで、お腹がグー

解答用紙の欄外はもちろんのこと、問題用紙にマルをつけたり線を引いたりメモをしたりすることは厳禁です
やっちゃうと、不正行為とみなされて失格になってしまいます
これ、結構きついものがありますよ
メモする習慣がついてるんですから…
英検と違い、問題用紙も全て回収されます。

答案のデータはアメリカに送られて採点され、結果は、一ヵ月後に郵送です。
英検のように、合格・不合格ではなく「スコア」として出され、「公式認定証」が発行されます。
また5分野(言葉の働き、聞く技術、読む技術、語彙、文法)別の「サブスコア」も出ます。

今回の実体験を、今後子どもたちへのアドバイスに活かせたらいいなと思っています
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