【コラム】しょせん他人ですから

こんにちは

hanayuです。

喧嘩もなく

いい歳こいたじじぃとばばぁが

イチャイチャ、ラブラブとまぁ

それはそれはとっても仲良しで

一時期の毎週末は喧嘩か？！な危機は乗り越えたのだが。

ちなみに、喧嘩の勃発は

振り返ると、3ヶ月目、6ヶ月目と

3の周期にちゃんと起こってました

( 一一)

じゃ、次は4月頃かしら？

と思っていた矢先のこと。

眠る前、彼がスマホをチェックしてたんだけど

ちらりと画面が見えてしまい

いつもスーパー銭湯な温泉に行く末娘からの返信内容が見えてしまった。

「………午後までなら空いてます」（前半は見えてない）

？？？

どんな会話？

察するに、「いつ空いてる？」に対しての返信だよね。

何も問題ないかと思うでしょうが

彼はいつも、末娘から連絡が来て温泉に行く、と言ってるんです。

これは、いやいや、あなたが誘ってるよね？と。

まぁいいや、そういう時もあるんでしょう、とその場はスルーしたけど

翌日、「土曜、末娘に誘われたから温泉行って来ていい？」ときた。

ふむ

そうか、誘ってると誘われてるでは

私への心証が変わると計算してるのかな。

と、大人の対応で済めば良かったのですが

ここから、私の悪い妄想が始まりまして。

というのも、件の末娘は

別れた奥さんと同居していて

それを、彼は当初から反対していたものの

優しい末娘が気をつかって、なのか

結局反対押し切って同居にいたっているそうだ。

その話は聞いてたんだけど

ある時、大喧嘩した際に

「一番俺のストレスになってるのは、元嫁が末娘に甘えてることかもしれん」

なんて言葉を発したことがあって

それがあったから、今回の妄想に繋がるんだけど……

彼は元嫁に未練も何もないものの

やはり娘は可愛い。

その可愛い娘に自分たちの離婚のせいで迷惑をかけてるという責任が

非常に強いと思うわけ

だから気にかけて温泉（二人の共通の趣味らしい）に誘ってるのかな？

いや、待て。

そんな美談だけか？

もしかしたら、彼、末娘に援助してるんじゃないか？

末娘も援助があるから、年頃の若い娘が

離婚したお父さんの誘いに応じてるんじゃないの？

よっぽどお父さんっ子だったのなら話はわかるけど…

散々浮気して家を空けて、上の二人の娘からは

一切連絡ひとつしてもらえないような関係で

末娘だけが相手をしてくれてるって

それって、『援助』があるからなんじゃないかって

点と点が結びついたような、妙に腑に落ちたような。

ただの妄想のはずが

すげー勘の鋭いオンナになったような

真実を見つけたような感覚になって

もはや私の中で確信めいてるわけ。

でね、事実だとして

私に言わないのは、誘う誘われるも含めて

それは彼にとって、私への『やさしい嘘』なんだと思う。

すべてお互い知っていなきゃいけないってことはない、と前に言ってたことあるし。

その時、もしかしたら

このことがあるから言ってたのかもしれん。

『やさしい嘘』に気づいたら

何も言わず、知らないふりをしておけばいい。

けど、

けどね、嘘は嘘じゃんね。

散々、私のいいところは嘘のないところと言ってきたのに

自分はどんな理由があるとしても

嘘をつくんだね、なんて。

そして、妄想はどんどん幅をきかせて

彼が時々妙なところで、ケチんぼ出してきたり

外食はランチばかりで

夜はもっぱら家がメインなのも

「いろんな意味で平等」を主張するのも

末娘への援助が優先だからかもしれん、と。

年収1000万円以上で

養育費も借金（住宅ローンを除く）もないのだが

貧乏OLな私になぜ対等を求めるんかしらと思うと

あぁ、私にお金をかけるのはもったいないんだな。

なんて結論に至る。

それが悲しい。

どれだけ末娘をかわいがって

援助しようとも

元嫁との関係性がどうであれ

それは、しょせん他人事。

私があーだこーだ、口出しできることじゃない。

そう思うことに不満は覚えない。

ただ、それが故に

私の優先順位が下がるのは不満でしかない。

私が彼の元の家庭環境に対し、他人事と割り切れるように

彼にとっての私だって

しょせん他人ですから。

ただの「今付き合ってる彼女」よりも大切なものはたくさんあるんでしょう。

愛してるよ

ずっと一緒だよ

そんな甘ったるい言葉は

確かにご褒美に値する、嬉しいものではあるが

だから絶対結婚します、という意味でも

何よりも一番大事、には及ばない。

現実を突きつけられた、というより

自ら現実に気づいて、その現実に打ち負かされてしまった。

おとといから、悶々と

こんな妄想なのか現実なのか分からない思考にとりつかれて

夜もろくすっぽ眠れない中で

昨日は飲み会のあとに泊まると。

「メンバーを考えると二次会はないと思う」と言ってたのにね

午前様手前で帰ってきましたよ。

別にふだんなら、はいはい、で終わるけど

『嘘』に敏感な今は、二次会行かないって嘘じゃん、とか

飲み会後にやってくるのは、ただ単に交通の便がこっちのが楽だからだもんねって

都合がいいだけだもんねって

しかも、飲み会途中で「お疲れさま」ってLINEがきて

飲み会終わったのかと思いきや

「もう少しかかる」って返信あって

？？誰か送り間違えてる？？って疑心暗鬼にすらなる。

そんなんだから

帰ってきてもニコニコできず

「怒ってる？」と聞かれたから「眠いだけ」って答えたら

月曜、私が乗った電車と同じ時間だし、その時の電話で

俺は眠いなんて一切言わなかった、と主張。

心の中で溜息しかなかった。

眠いだけ、なんて嘘だから。（これは私のやさしい嘘だよ）

喧嘩したくもないから

一緒にベッドに入ったけど、眠ったふり。

今朝も寝ぼけたふりして何も言わず見送った。

して、明日の夕方までは

一人で考える時間があるから大丈夫だよね

なんて思ってたら、連絡あって

今日もこっちに帰るって……

(*´Д｀)

今夜はゆっくり会えるんだと思えば嬉しいんだけど

思わず、わんこを理由に今夜は帰ったら？なんて言ってしまった。

けど、彼はこうすると決めたことを

他人にどうこう言われたところで曲げないヒトなんでね

あまりに拒否し続けると、また地雷踏んじゃうから

承諾したわけで。

今夜までに、心の整理しなくちゃなー。

あまりにも仲が良すぎて

お互いの「好き」な気持ちが高ぶってて

大事に思ってくれてるのも実感できるし

以前よりもそういう気持ちを言葉に出してくれるのも嬉しくて

だからこそ私も素直になれる

いい状態だなー、と思ってたところにこれだから

ちょっとブレーキかけなさい、ってことなのかしら。

確かに、思ってること

こうして吐き出してみると

いつの間にか、依存が増してる。

一番でいたい、なんて

こうやって自分面談すれば

妄想の暴走も止められるね。

現実にかえって、正直ばかばかしくも思える。

すっかり依存の沼に落ちていくとこだったーー

(/ω＼)

ま、一緒にいることが幸せなんだし

お金かけてくれることが重要というわけじゃあるまいし

期待せず

今の幸せだけかみしめて

迷惑かけずに楽しめるように自分を戒めなさいってこと

しょせん他人ですから。