I Will Survive 〜クローン病の息子と共に〜

10年かけモラ夫から脱出、離婚して再婚、
新しい夫と義理の息子との新生活。2025年息子がクローン病に。

寄り添うことの出来ない絶望

2011年01月01日 | インポート

午前中、コタツで届いた賀状に目を通す。

小学校時代の友人、かわいいウサギのイラストの下に

子宮と卵巣の摘出をするとただ一行。

いつもは、娘さんのことや、家族で応援している球団の明るいニュースが

書かれているのに。どんな気持ちでこの一行を書いたのかと。

お正月に希望を持ったりすることが、きっと出来ないのだろうに。

私もここ数年、楽しい出来事などないのでハッキリ言って賀状など億劫である。

去年は思い切って出す枚数を減らしてしまった。

自身の健康が危ぶまれるような状態では、きっと他者を思うような心のゆとりはないだろう。

私も両卵巣に巨大な腫瘍を作ったときは、生きた心地がしなかった。

両方摘出するかもしれないとも言われたし、その場合は若くして更年期障害のような

症状と戦わなくてならない事が大変だとドクターは言っていた。

幸い、何の異常もなかったが、結局それ以上子どもを持つ事は叶わなかった。

まあそれは結婚生活が破綻しているからに他ならないのだが、

そんな生活を早く終わらせて、本当は子どものもう一人も産みたかったと切に思う。

彼女も私のように、一つ希望をあきらめなくてはならないのか。

あきらめてなお、健康を手に入れられないとしたら、彼女ほどの絶望は私にはない。

とりあえずの健康体で、心身とも強く生きる事が出来ている。

それ以上の幸せを感じることはなくても、日々に感謝するべきなのかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

希望。

2011年01月01日 | インポート

元日の今日も夕方から、夜の炊き出しだけ手伝ってきました。

今日は都庁のビルも照明がまっくら、コクーンタワーもしかり。

ヒートテックババシャツ+フリース+セーター+ダウン。下はタイツと靴下、パンツとブーツ。

腰が隠れるロングダウンは作業の邪魔になるので、短いやつで。

寒かった・・・。箱根駅伝の選手よろしく、動いてないと寒くて。

でも晴れててよかった。雨だったら絶対、心折れて行けなかったでしょう。

もちろん往復はチャリンコです。

炊き出しを配るときに隣の男の子が、「おめでとうございます」って声をかけてた。

そうかお正月なんだ。私なんて毎日めでたくも何ともないし、ホームレスの方も

毎日厳しいことばかりで、めでたくないんじゃ?って思いつつ、

普通は新年は希望があるんだろうな~って。

うん、希望は忘れちゃいけないのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする