I Will Survive 〜クローン病の息子と共に〜

10年かけモラ夫から脱出、離婚して再婚、
新しい夫と義理の息子との新生活。2025年息子がクローン病に。

未来だわ

2017年11月02日 | 日記
前記事、ブレードランナー2049ね。

まあ、元々のリドリー・スコット作品の方が好きなのだけど、
ちゃんと前作へのリスペクトは随所にあったからまあいいか。

あの近未来のイメージはほぼそのまま。
最後にハリソン・フォードとルトガー・ハウアーが死闘を繰り広げた
あのクラシカルな建物(実在の有名な建物みたいね)も好きなので。
あれもちゃんと出てきてなかった?

なんと言ってもレプリカントと人間という対立の構図。
人間と寸分違わず作られ、感情まで有しているのにその寿命は定められ、
駆逐される悲しさ。

記憶があれば人間なの?でも植え付けられた記憶かもしれない。

新作ではライアン・ゴズリング扮する新型レプリカントがこの葛藤を
抱えてます。

うーん、でもハリソン・フォードがピンチのシーンは
おなじみのスター・ウォーズやインディ・ジョーンズみたいだった。
私の頭の中でインディ~のテーマ曲がかかってたもん。

ライアン扮する主人公にレプリカントの恋人でなく
まさに実体を持たないホログラフィのラブドールみたいな?恋人がいるのが面白かった。
何ででしょうね、仕事が忙しいので都合のいい時にポチッと出せて便利だから?
これは人間、レプリカント(新型)、旧型、というヒエラルキーが
あるからなんでしょうね。人間に虐げられたリ従属している主人公が優位に立てる、
という意味合いがあるんじゃないかな。そういう自分には量産された恋人で十分だと。
このジョイというお人形さんも感情があるんだか無いんだか、
今の世で言うAIによって学習したロボットみたいなもので。

本作品のテーマを考えているとなかなか面白い映画ではあったかな。
80年代初めに公開の映画の続編、35年後に観るとわりと現実の世に
近づいとるやん!みたいな部分もあり。






コメント
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