保育実習をさせていただき、現場は勉強することがたくさん。
とくに手作りのおもちゃなど、単純なものが多いけど実はしっかり指先を使うように
考えられていたり、危険がないように配慮がされていたり。
そして子ども達のお行儀もすこぶる、良い。
お片付けや、おもちゃを譲り合うとか、人の話を聞くとか、座り方とか、
場面ごとにきちんと出来ていないと保育士の先生方に注意されるので自然と
きちんとしていく様子。これは親として見習わなければいけないと思いました。
だってみなさん、家で多少座り方が悪くても食べてくれてばいいや、とついそのままに
なりませんか??? 我が子はどうも家庭での躾がダメだと反省しましたよ。
もし家できちんとした生活ができなくても、こうして集団生活の中で身につけば
小学校に入ったときに、落ち着いて人の話を聞ける子になるなあ、と思いましたし
家庭でも親が手本となって日常生活のマナーやリズムをしっかり身につけさせないと
園でダラダラしてしまうのだなあ、と。本当に日々の積み重ねが大切ですね。
そして、園庭のない園は子どもにとってどうなのだろうという思いもあったのですが、
遊具のない近くの小さな公園でもめいっぱい創造的に遊ぶ子ども達を見て、
マイナスイメージも払拭できました。私の行く会社は遊戯室もひろく取っているのが
特長で、装飾などはせずとも保育士の先生方の手作りのおもちゃがたくさんあったり
給食やおやつも美味しそうで、先生方も連絡帳をびっしり書いたり保護者の方々と
しっかりコミュニケーションを取られている姿を見て、正直実際に働いてがっかりする
ような点も無く、保育に懸命ないい会社に入ったなあ、こうして今は保育の質で
選ばれる時代になったのだから頑張っていかなければならないとつくづく感じました。