Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

柿と芋の日々

2020-11-20 05:38:00 | 食べものいろいろ

                

干し柿作りの前段階で、表面を拭き上げた柿。天然のワックス=ブルームで、つやっつやになりました。

200個全部を干すのもなぁ・・・と思った私、ホワイトリカーがあることを思い出して、渋抜きに挑戦してみることにしました。

なんでもヘタの部分をちょいとホワイトリカーなど度数の高いお酒につけて、ビニール袋に入れておいておくだけで渋が抜けるという話。

それほどやわらかくないうちから鳥がつつきに来るくらいだし、干し柿にしたときもそれはおいしい(相方談)ので、きっと渋抜きしてもおいしいはず!

10個ほどを試しにやってみました。一週間後くらいが頃合いなんだそう。とても楽しみです。

 

さて、里芋アレルギーなんだかアクのせいだかわかりませんが、セレベスで痛い目に遭った相方と私。

本当はセレベスの親芋でコロッケを作るはずだったのですが、かなり心配なので、こちらもかなり大物が出来たサツマイモ(鳴門金時)で作ることにしました。

丸のままだと火が通るのに時間がかかるので、4つくらいに切ってから蒸すこと15分。

皮を剥いてフォークで潰し、炒めた玉ねぎと合挽ミンチと混ぜて、ちょっとまとまりにくかったので牛乳も少々加えて。

衣は薄いのがいいので、最初につける粉は米粉にして、あとは卵液、パン粉の順につけて油の中へどぼんっ!

ケチな私はフライパンに油を1センチくらいしか入れずに揚げるので、見た目はよくないのですが、それでもなんとかそれらしいものが出来上がりました。

            

言われなきゃジャガイモで作ったのと変わりない見た目ですよね。

でもさすがに味はほんのり甘くて、サツマイモらしい出来。

私はジャガイモのコロッケのときも砂糖を加えて少し甘めにしています。これは某料理家の方のレシピというか、本に書いてあったのを読んでから。

ポテトサラダも同様に砂糖を加えていますが、遥か彼方にほんのり甘みを感じるか感じないか程度の量なので、誰も気づきません。

 

そういえばEテレの趣味どきっ!のベジらいふのなかで、芋類は意外にカロリーが少ないという話をしていました。そこでは里芋の焼きコロッケを紹介して

いましたけど、あれもおいしそうだったな~。

里芋恐怖症をなんとか克服したいところですが、もしアレルギーだとしたら避けなければならないし。でもセレベスではなく石川早生で料理をしたときには

特に何も感じなかったので、種類の問題かもしれません。

このところ気温が高めでしたけど、寒さがやってくるとサツマイモ、里芋共に傷みやすくなってしまいます。さっさと食べてかたづけたいわ。


今年は豊作、かつ大粒でした

2020-11-19 05:51:51 | 食べものいろいろ

            

今年も柿のシーズンがやってきました。ただの柿ではなく、吊るし柿。

吊るして干す、ということはすなわち渋柿。甘柿の木もあるにはありますが、渋柿の勢いに負けて今年生ったのはたった3個。片や渋柿はと言うと、鳥に

食べられかけたり、そのために落ちてしまったものも入れると530を超えるくらい。無傷で干し柿に出来るものは全部で522個ありました。

縄のれんのように、一本の縄にいくつも吊るすやり方もありますが、我が家ではもっぱら2個ワンセットで干しています。去年の今頃の記事にも載せたはず。

ご近所さんにもお配りして、我が家に残ったのはそれでも200個もありまして・・・・・・

去年までは義母も少しは皮むきを手伝っていて、私は何ひとつ手伝いませんでしたけど、今年からはそうも言っていられないでしょうね。

柿渋でべとべとになりながら皮むきを手伝うことになるのでしょう。

もっとも柿自体が大きめなので、皮むきはわりと楽。小さいとむきにくいですもんね。

 

この干し柿作りをバイト仲間のさっちゃんとさえちゃんも毎年やってくれています。

先日も柿を取りに来てくれたのですが、そのときさっちゃんが持ってきてくれたのが

             

シフォンケーキ。さっちゃんのお手製です。

 

さっちゃんは料理上手かつお菓子作りもとても上手で、ラッピングも凝っているんです。まるでお店で売っているもののようなレベル。

このシフォンケーキは柿のお礼、ではなくて、彼女が携わっている養蜂プロジェクトのクラウドファンディングに出資したお礼の品のひとつで、権利は持って

いたもののまだ行使していなかったので、いいタイミングということで柿と物々交換することにしました。このシフォンケーキの他に蜂蜜2瓶も一緒に持ってきて

もらっています。こちらも返礼品。

「口の中の水分持っていかれるから、生クリーム添えて食べて~!」と言っていましたが、そんな結構なものは我が家にはなく、しかもホイップするにも

人力しかなくて。電動ハンドミキサーはずっと前に処分したんです。だって、出番がほとんどなくなってしまったから。

でも生クリームなどなくても充分おいしくしっとりとしていました。

もしかするとさっちゃん、いずれは焼き菓子のお店を開く、かもしれないんです。もしそうなったら店番に雇ってもらおうかな?なんて思ったり。

これがあと2つ食べられるわけですが、いつのタイミングにしようかなぁ?クリスマスあたりでもいいかもしれませんね。

 

そういえば柿は外国でも人気で、Kakiで通じると以前訪れた美術館の庭で行われていた野点の席で、外国人女性が話していました。でもそれは生の柿のこと。

干し柿の存在は多分知らないだろうな。

そしてご近所さんのお宅ではアルコールを使って上手に渋抜きをしています。「さわす」って言うらしいですけど、我が家にもお福分けがやってきました。

種が全くなくて切るときにすごく楽!うちの甘柿は種だらけなので、どこを切っても固くって。

品種によって形や大きさも色々。甘いだけでこれまではそんなに食べなかった柿ですが、最近は大好きになりました。でも干し柿はやっぱり苦手。

ドライフルーツ全般に言えることですが、私には少々甘すぎるんです。でもクリームチーズと一緒に食べるとおいしそうだな。

 


里芋に及び腰

2020-11-18 08:48:40 | 食べものいろいろ

昨日、義母を病院へ連れて行ったことを書きましたが、思い出したことがあったのでまずそれから。

かなりの時間待たされたわけですが、コロナの影響で待合室も全部の椅子が使えない=ひとつおきにしか座れない状態になっていて、私たちはもちろん、立って

待っているひとがかなりの数いました。

相方も私もずっと立っていると腰にくるのでつらいものがありましたけど、ほとんどの人が病気持ち。もう少しなんとかならないものでしょうかねぇ・・・

 

このところ大事件はありませんが、小さな出来事はいろいろとあって、どれから書こうか少し悩ましい。ネタのない日もあるのに(苦笑)。

 

前にも書きましたが、相方は里芋ラブな男です。

なので手間ひまかかるのに一生懸命里芋作りに励んで、今年もたくさん収穫出来ました。

その中でもよく出来たのが、セレベスという里芋。今年の気候が合っていたのか、花まで咲いちゃいましたけど。他の2品種、土垂や石川早生よりぐっと

大きくなり、その分収穫も多かったです。

このセレベスは親芋もやわらかく食べられる品種でぬめりが少ないのも特徴で、私はよく皮をむいて使う大きさに切ったあとレンチン加熱、後はフライパンで

お肉と炒めたりするのが簡単かつおいしくて好きな種類だったんです。

 

ところが

 

たくさん収穫した=子芋もたくさん採れて、ご近所さんや知り合いにも配ったくらいなんですが、その子芋を一昨日の晩ごはんのおかずにするために煮て、

別の鍋で翌日のお味噌汁用に茹でてみました。

加熱していて、セレベスなのに結構ぬめりが多そうで吹きこぼれそうになって慌てましたが、その後試しにひとつ煮物にしたものの味見をした後のこと。

 

舌の付け根あたりが、ピリピリ、というか、チクチクと嫌な感じが。

 

茹でたほうも食べてみると同じような感じ。えぐみに近い感じでしたが、その嫌な感じがずっと続いて、さすがにこれはちょっと変!と思って相方に報告。

相方もやっぱり同じ感想で、これは芋に原因がありそうということで、慌てて同じ芋を配ったご近所や知り合いに電話で食べないように連絡。

そのうち数人は既に食べていましたが、特に問題なくおいしく食べたということでしたが、とりあえず後で別の里芋を持って行くから食べないでとお願いしました。

その後晩ごはんを食べるうちに私の方はなんとか嫌な感じは収まりましたが、相方はなかなか収まらなかったようです。

ネットで調べてみましたが、あく抜きをすれば親も子もおいしく食べられる、とか、孫芋はNGなどと書かれていました。

元々ぬめりが少ないという品種なので、これまではあく抜きなんてしたことがありませんでしたが、昨日もう一度、今度は子芋でも大きめの、中親とも言える

芋を茹でて恐る恐る試食。その前に塩でぬめりを洗い流し、途中酢も入れて茹でてみましたが、やっぱりえぐみが残ります。

 

この口の中のチクチク、またはイガイガとした感じ。

もしかして、これって、アレルギー、ってこと、あるかも?

 

既に食べてなんともなかった人たちと相方や私との違いは、イネ科の雑草の花粉症であること。

イネ科の花粉症の場合、キウイやメロン、スイカなどでアレルギー反応が出ることがあり、確かに私もメロンを食べると今回ほどではないものの少し喉が

イガイガします。野菜だと、ジャガイモなんて書いてあってびっくりしますが、里芋は入っていません。

里芋に含まれるアセチルコリンという物質が同じように皮膚などの痒みを引き起こすらしいけれど、口の中だけ、というのはどうなんでしょう。

最初に口に異変を感じた前の日には、親芋をおでんのように大根などと煮て食べてなんともなかったんですけど、こういう反応は急に出るようになるものだし。

でも、これまで好きでたくさん食べてきた相方ならともかく、それほどたくさん食べない私もほぼ同時に同じような反応を示すなんて、訳がわかりません。

 

このイガイガ事件で、里芋に対して恐怖心を持ってしまいました。

他の種類の里芋(石川早生)を食べたときは大丈夫ではありましたが、羹に懲りて膾を吹くの例えみたいなもので、料理するのに今まで以上に及び腰。

まだたくさんあるんだけどなぁ・・・・・・どうする?この大量の里芋。

ちなみにセレベスの親芋でコロッケでも、なんて思っていたんですけど、とても怖くて使えません。代わりにサツマイモで作ってみようかと思っていますが、

こちらもまだ大量にある。あり過ぎる食べ物は見ているだけで満腹どころか息苦しさを覚えます。大量の芋類を見てため息をつく日々が続きそうです。


退院後初診察

2020-11-17 06:21:11 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

昨日の午前中、相方と義母を退院後初診察に連れて行きました。

なにも2人がかりで付き添わなくても・・・と思わないでもないのですが、なにしろ車いすの扱いも超初心者だし、ひとりではトイレにもおちおち行けない(笑)。

その病院での外来診療も初めてだったのでわからないことばかり。最初の受付で事足りるのかと思いきや、各診療科の受付に受付票を出さないといつまで待っても

呼ばれないことに気づいたのは、採血や皮膚科の診察を終えて最後の消化器内科で診察待ちをしているときでした。

 

その採血の際も、元々血管が細いことに加えて加齢でより血管を探りにくくなっていて、若い担当の看護師さんが同僚にヘルプを求めてようやく針が刺せたものの

痛くて腕を動かそうとしたり、採れる血液がまるで点滴のようなしずく状で、検査が出来るギリギリの量しか採れませんでした。 

次の皮膚科の診察で、悪くすると切断かも、と言われた指の状態を私たちも初めて見ました。担当医によると「あ、ずいぶんきれいになりましたね」ということ

でしたが、私たちとしてはこれでよくなったの?というレベルで指先は真っ黒。

一番ひどいときには第一関節が腫れあがっていたということで、写真を見せてもらいました。確かにそのときと比べると腫れはおさまっています。

先の部分は完全に壊死しているのだけれど、簡単に言えばミイラ化してそれで安定するなら切断のほうがリスクが高いので、このまま薬を塗って様子を

観ましょうということでした。ミイラの言葉が出たときには目が点になりましたけど、落ち着いているのならまぁいいか。

 

最後の消化器内科の診察のときに、先の採血でカリウムの値が低いので薬を出しましょうと言いながら担当医が胃ろうの状態を確認したとき、

「ちょっと熱くないですかね?」と言われて、ぎょっとしました。入り口でのモニターでの検温時には36度台だったはずなのに。額に手をやると、確かに熱い

気がしました。

検温すると37.8℃。特養の職員さんが熱が上がったり下がったりしていると話してはいたのですが、37.5℃超えでまたぎょぎょっと。

これが38℃を超えていたらまた点滴だとかになったかもしれませんが、そういうことはなく次の予約をしてようやく診察終了。

その後薬局で薬をもらうときにも待たされて、全て終わったのが午後2時近く。

病院の大きさと待ち時間は比例しているものですが、待つのって本当に疲れますね。特に慣れない病院では。

 

診察の前後に特養からの車を待つ間、病院の入り口のロータリーでいろいろな患者さんや家族を見ていましたけど、高齢者の面倒を看ている家族は本当に

多いです。ご家庭でもいろいろと大変だろうなと思いながらその様子を見ていました。

相方も私もそういう自宅での介護らしい介護はほとんどしないまま、義母は特養のお世話になっていますが、本当に「有難い」ことだなと思います。

今回スムーズに事が進んだのもいろいろなご縁があったからなのですが、それには相方の誠実な仕事ぶりや人柄が大きく影響しています。自分の夫のことを

褒めるのって気恥ずかしいですが、彼のしてきたことが多分きっと、よいご縁の種まきになったのでしょう。


「底」が決め手

2020-11-16 05:54:30 | 暮らしのあれこれ

今日は午前中義母を診察に連れて行くため、何かと時間がありませんのでささっと更新しようと思います。

 

昭和な我が家はほとんどの部屋が畳敷き。なのでスリッパの出番はほとんどなく、使っているのは主に台所だけ。客用なんて置いてありません。

夏場などそのスリッパもあまり履きませんが、朝晩冷え込むようになってきてからはさすがに履かないとつらいものが。

そしていつまでも夏用のでもね、と今朝から冬用のスリッパに替えました。

そのスリッパ、なかなか思ったものが見つからなくて昨日ようやく買ったばかり。どこが気に入らなかったかと言うと、スリッパの底が拭けないものばかり

だったから。

 

台所の床ってかなり汚れますよね、いろいろなものを落としたり水気が飛んだりで。当然スリッパの底もひどい汚れようになるので、以前は毎日義母が拭いて

いました。

ところが昨今、洗えることを重視するのか、それとも履き心地か、はたまたパタパタという音を抑えるためなのか。定かではありませんが、底がフェルトの

ものばかりが並んでいて、さっと拭けるものがほとんどなかったんです。

あるにはあっても、色だったり素材が気に入らなくて買えない。

これはもう夏用をずっと使い続けなけらばならないのか?と思っていたら、昨日立ち寄った売り場でようやく底が拭けるものが何種類か並んでいたので、

喜び勇んで?買いました。

でもお値段は少々高め。この前まで探していたときはほとんどが498円だったのに、買ったのは798円。高めと言ってもその程度だし、冬場毎日履くのだから

許容範囲と割り切りました。もっと高い値段のものももちろんありますが、私にとってはひと冬だけの消耗品なのであまり高いものは買えません。

 

夏場のスリッパはここ3年ほど同じものを使っているにもかかわらず、冬場はどうしてワンシーズンなのか。

以前は私も洗ったり汚れを落として翌シーズンになったら使おうと思っていました。

でも台所で履いていると、甲の部分がかなり汚れてそれが落ち切らず、しまっておく夏場の間にカビが生えてしまうことが度々あったんです。

湿度の高い地域に住んでいるのでカビにはいろいろと悩まされるのですが、スリッパに関してもう諦めて毎年買い替えることにしたんです。

 

さて新しいスリッパ、夏用と違って踵の部分が少し高くなっていて、履いたときに背が伸びたような錯覚が。

ほんの2センチか3センチくらいのことで、見える景色は変わるんですね。