咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

恐れ入りました・・・トゥザグローリー様

2012-01-17 22:50:20 | スポーツ
 日曜日の京都、中山のメインレースは、狙い馬がずれてしまったことで・・・涙

 その夜、競馬のことをすっかり忘れてNHK大河ドラマ「平清盛」の第2話を堪能したが、十分に視聴者の期待に応えてくれる内容とカメラワークに拍手を送りたい。前日の「とんび」に続いてのNHKのドラマづくりに対する気概が伝わってくるからいいね・・・。

 兵庫県知事の物議を醸す意見があったことで、ネット上では同番組に対する反響も大きくなっているらしい。ところで、このドラマは、兵庫県の観光を押し上げるために製作されたものではないので・・・勘違いも甚だしいことである。

 さて、閑話休題で・・・競馬の話。15日に開催された京都競馬「日経新春杯」、当方イチオシのスマートロビンは、2ヶ月ぶりの出走で1枠1番の絶好枠に入ったと思って狙っていた。ところが、レース前に発表された馬体重の増減では、何とプラス26キロと過去最高体重の552キロで出走となった。
 これでは、ゴール前では脚が上がってしまうのではないだろうか・・・と、ちょっと不安が過ぎった。

 それでもTVを通してのパドック姿は、体はできておりそれほど太目にも見えないものだから、これなら何とか渋太く粘ってくれるものと期待した。

 レースがスタートした。最内枠のスマートロビンは、そーっと出て寄れるような感じであったが、すんなり先手を主張した。中から当方が相手筆頭に上げていたナムラクレセントはうまく内に切れ込んで、番手追走を主張してスタンド前を通過する。3番手には、ビートブラックが追走しているが、1コーナーの手前では2番手に押し上げている。

 1番人気のトゥザグローリーは、中団の7番手の内から追走している。逃げるスマートロビンが2コーナーから向正面では2馬身とリードを広げて、2番手にはビートブラック、3番手にナムラクレセント・・・トゥザグローリーは中団の内から追走している。

 3、4コーナーでは、先頭のスマートロビンがスローに落としてマイペースに持ち込んだように思われた。4コーナーから直線に入ると1馬身の差を保ちながらスマートロビンが逃げ脚を伸ばすが、やや脚が上がってきた・・・プラス26キロが響いてきたか。中団から追走していたダノンバラードが徐々に押し上げて、直線半ばから逃げるスマートロビン、ビートブラックを交わして先頭に・・・なった。

 終始中団のインから追走していたトゥザグローリーが、直線の200mを切ったあたりから、外に持ち出しグイグイと前に詰めてきた。そしてダノンバラードに並びかける間もなく先頭に躍りでて、あっという間にゴール版を駆け抜けてしまった。

 何ということか、トップハンデ馬のここ10年間の戦績は、勝利もなく連確保も1頭のみであったらしいが、遂に11年ぶり、ステイゴールド以来のトップハンデ馬の勝利となった・・・恐れ入りやした。

 さすがに自慢の33秒台の末脚を繰り出すことはできなかったが、それでも58.5キロのトップハンデを背負いながらメンバー最速の34秒3は・・・りっぱの一言である。2年連続有馬記念3着の実績は、さすが良血馬の成せる技であり、ここもトップハンデをもろともしない走り、それこそが実力以外の何ものでもない。

 なお、3着には終始後方にいたマカニビスティーが上がったが、最後の直線では内から馬群を縫うように突き抜け、メンバー最速タイの34秒3の末脚を繰り出した・・・一瞬何が内からきたのか分からなかった。それほどインアパクトのある動きであった。

 一方、当方が相手筆頭に狙っていたナムラクレセントは、4コーナーから直線に向き長い直線の手前で、アタマを高く上げて“いや、いや”をするようなしぐさで脚も上がって馬群に呑み込まれてしまった・・・10着に敗退。どうやら、気難しい面が出たらしい。

 いやー、それにしてもジンクスは覆されるものであり、さらにそのジンクスを覆すほどの強さを十二分に見せつけてくれたトゥザグローリー、いよいよ、今年はG1ゲットやドバイ遠征なども視野に入ってきているとのこと、頑張ってもらいたい。

 鞍上も今年初の重賞勝利は、16年連続とのこと・・・おめでとう、福永祐一騎手。(夫)



 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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コメント
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