2012年の中央競馬がスタートして5日間が終了し、1月も後半戦へとレースが進むが、今年は美浦TR所属のベテラン蛯名正義騎手がダッシュよく、早くも10-4-4-28と連帯率30%超えの10勝をマークしている。
昨年、JRAリーディングジョッキーの初タイトルを獲った福永祐一騎手が、7-7-3-27と7勝で2位につける好発進をしており、連帯率ではわずかに蛯名騎手を上回っている。なお、福永騎手は、先の日経新春杯の重賞を勝利し16年連続重賞レース勝ちを収めている。
同騎手、昨年から自分が中央競馬を率いる年代になったとの自覚が大きく芽生え、レースに対する心技体が充実してきたものと周囲からも大いに期待されており、今年もそれを裏切ることのない騎乗ぶりである。
3位には、7-3-3-29と7勝の浜中俊騎手、4位には昨年初のJRA年間100勝超をマークした川田将雅騎手の6-6-2-30が続いている。昨年好ダッシュで、終わってみれば名誉ある三冠騎手となった池添謙一騎手は、1-3-2-25と出遅れているが、今後は徐々にピッチを上げるものと思っている。
また、昨年のJRAリーディング争いを最後まで戦った岩田康誠騎手は、この5日間も有力馬に騎乗しているが、今一歩届かないもどかしいレースが続いており、その戦績も3-6-7-35と・・・惜敗続きである。何といっても同騎手には、2日間開催で一気に8~10勝することも多分に見受けられることから、今週あたり爆発することも十分予見されるので、目が離せない騎手である。
JRA初騎乗のC.デムーロ騎手、我が国でも人気のM.デムーロ騎手の実弟である。そのC.デムーロ騎手は、初日の小倉競馬のメインレースをいきなり勝利し、土日で3勝、2着2回、3着1回、着外9回で連帯率33.3%はさすがイタリアリーディングジョッキーである。
若干19歳の好青年のC.デムーロ騎手・・・これは目が離せない存在である。その騎乗ぶりを見ていてもさすが剛腕の兄をも凌ぐ好騎乗が見られることから、日本のファンを釘付けにすることは間違いないであろう。
関西の若手騎手の北村友一騎手4-4-3-21、関東の若手騎手の柴田大知騎手4-4-1-30と共に伏兵馬を持ってくるなど新年早々から活躍がみられ、今年は大いに期待される両騎手と思われる・・・落馬事故などの不運に見舞われないことを願っている。
天才・武豊騎手も正月の3日間開催では、未勝利であったが先週は4勝の固め勝ちを魅せるなど、昨年の落馬事故以来精彩を欠く騎乗ぶりであったが、今年は体調がいいのか同騎手本来の素晴らしい手綱さばきが見られる・・・。
15日(日)、京都競馬10Rのサウンドオブハートは、最後の直線で進路が詰まって前が開かない4、5番手の厳しい位置にいた。ところが、ゴール前で一瞬前が開いたところを思い切って突っ込んだ武豊騎手の手綱が冴えて一気の追い込みで勝利する騎乗内容・・・さすが、天才騎手と思わせられた。
勿論、同馬の実力からすると、あのメンバーであればと思われるが、前が詰まって万事休すと思われたところからの追い方にジョッキーの腕前を堪能できる場面であった。
昨年、絶好調で自身最高の88勝を上げた田辺裕信騎手、今年も4-4-4-38と好スタートを決めており、14日(土)の中山最終レースでもキッチリと首位で突き抜けてくれた。この分だと、今年も活躍が見られるものと期待される・・・競馬仲間のMさんも期待大の同騎手。
騎乗停止などで出遅れていた横山典弘騎手、3日間で20鞍に騎乗するも、1-5-2-12と1勝止まりであるが、2着5回と惜敗続きなら今週あたり同騎手から目が離せないであろう・・・。
お気に入りの和田竜二騎手、既に3、4勝はしていたかと思っていたら、2-2-3-39と厳しい内容、当方ナムラクレセントで1勝すると思っていたもので・・・勘違いであった。14日(土)、京都競馬10Rで単勝107.3倍の以前の追っかけ馬「エックスダンス」を勝利に導いたインパクトが強い分の勘違いもあったかも・・・既に3、4勝との。
騎乗鞍数を限定しながらも昨年の連帯率35.1%は立派な数値の安藤勝己騎手、今年は未だ1-1-3-12と出遅れ気味である・・・体調管理を十分にやって元気に騎乗してもらいたいベテラン騎手である。
ところで、面白い存在の酒井学騎手、特に小倉芝千二が得意とのこともあり、昨年から同騎手に注目しながら応援しているが、今年好スタート決め3-3-2-22と既に3勝している。2009年までは10勝程度の戦績も2010年25勝、2011年の昨年は自身最高の36勝を掲げており・・・思わぬ高配当をもたらしている。積極的な騎乗ぶりが目立っており、今年はそれを上回る成績も大いに期待できそうなので・・・。

競走馬に注目するのは勿論であるが、各調子の上がっている騎手、そろそろ調子を上げそうな騎手などに注目することも競馬観戦するにあたっては楽しみのひとつであろう・・・。
今週の関西では、「岩田康誠騎手」「酒井学騎手」、関東では、「横山典弘騎手」「田辺裕信騎手」などに注目してみるかな・・・
(夫)

(今、BSイレブン競馬中継が面白い・・・)
参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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昨年、JRAリーディングジョッキーの初タイトルを獲った福永祐一騎手が、7-7-3-27と7勝で2位につける好発進をしており、連帯率ではわずかに蛯名騎手を上回っている。なお、福永騎手は、先の日経新春杯の重賞を勝利し16年連続重賞レース勝ちを収めている。
同騎手、昨年から自分が中央競馬を率いる年代になったとの自覚が大きく芽生え、レースに対する心技体が充実してきたものと周囲からも大いに期待されており、今年もそれを裏切ることのない騎乗ぶりである。

3位には、7-3-3-29と7勝の浜中俊騎手、4位には昨年初のJRA年間100勝超をマークした川田将雅騎手の6-6-2-30が続いている。昨年好ダッシュで、終わってみれば名誉ある三冠騎手となった池添謙一騎手は、1-3-2-25と出遅れているが、今後は徐々にピッチを上げるものと思っている。
また、昨年のJRAリーディング争いを最後まで戦った岩田康誠騎手は、この5日間も有力馬に騎乗しているが、今一歩届かないもどかしいレースが続いており、その戦績も3-6-7-35と・・・惜敗続きである。何といっても同騎手には、2日間開催で一気に8~10勝することも多分に見受けられることから、今週あたり爆発することも十分予見されるので、目が離せない騎手である。

JRA初騎乗のC.デムーロ騎手、我が国でも人気のM.デムーロ騎手の実弟である。そのC.デムーロ騎手は、初日の小倉競馬のメインレースをいきなり勝利し、土日で3勝、2着2回、3着1回、着外9回で連帯率33.3%はさすがイタリアリーディングジョッキーである。
若干19歳の好青年のC.デムーロ騎手・・・これは目が離せない存在である。その騎乗ぶりを見ていてもさすが剛腕の兄をも凌ぐ好騎乗が見られることから、日本のファンを釘付けにすることは間違いないであろう。

関西の若手騎手の北村友一騎手4-4-3-21、関東の若手騎手の柴田大知騎手4-4-1-30と共に伏兵馬を持ってくるなど新年早々から活躍がみられ、今年は大いに期待される両騎手と思われる・・・落馬事故などの不運に見舞われないことを願っている。
天才・武豊騎手も正月の3日間開催では、未勝利であったが先週は4勝の固め勝ちを魅せるなど、昨年の落馬事故以来精彩を欠く騎乗ぶりであったが、今年は体調がいいのか同騎手本来の素晴らしい手綱さばきが見られる・・・。
15日(日)、京都競馬10Rのサウンドオブハートは、最後の直線で進路が詰まって前が開かない4、5番手の厳しい位置にいた。ところが、ゴール前で一瞬前が開いたところを思い切って突っ込んだ武豊騎手の手綱が冴えて一気の追い込みで勝利する騎乗内容・・・さすが、天才騎手と思わせられた。

勿論、同馬の実力からすると、あのメンバーであればと思われるが、前が詰まって万事休すと思われたところからの追い方にジョッキーの腕前を堪能できる場面であった。
昨年、絶好調で自身最高の88勝を上げた田辺裕信騎手、今年も4-4-4-38と好スタートを決めており、14日(土)の中山最終レースでもキッチリと首位で突き抜けてくれた。この分だと、今年も活躍が見られるものと期待される・・・競馬仲間のMさんも期待大の同騎手。

騎乗停止などで出遅れていた横山典弘騎手、3日間で20鞍に騎乗するも、1-5-2-12と1勝止まりであるが、2着5回と惜敗続きなら今週あたり同騎手から目が離せないであろう・・・。
お気に入りの和田竜二騎手、既に3、4勝はしていたかと思っていたら、2-2-3-39と厳しい内容、当方ナムラクレセントで1勝すると思っていたもので・・・勘違いであった。14日(土)、京都競馬10Rで単勝107.3倍の以前の追っかけ馬「エックスダンス」を勝利に導いたインパクトが強い分の勘違いもあったかも・・・既に3、4勝との。
騎乗鞍数を限定しながらも昨年の連帯率35.1%は立派な数値の安藤勝己騎手、今年は未だ1-1-3-12と出遅れ気味である・・・体調管理を十分にやって元気に騎乗してもらいたいベテラン騎手である。
ところで、面白い存在の酒井学騎手、特に小倉芝千二が得意とのこともあり、昨年から同騎手に注目しながら応援しているが、今年好スタート決め3-3-2-22と既に3勝している。2009年までは10勝程度の戦績も2010年25勝、2011年の昨年は自身最高の36勝を掲げており・・・思わぬ高配当をもたらしている。積極的な騎乗ぶりが目立っており、今年はそれを上回る成績も大いに期待できそうなので・・・。


競走馬に注目するのは勿論であるが、各調子の上がっている騎手、そろそろ調子を上げそうな騎手などに注目することも競馬観戦するにあたっては楽しみのひとつであろう・・・。
今週の関西では、「岩田康誠騎手」「酒井学騎手」、関東では、「横山典弘騎手」「田辺裕信騎手」などに注目してみるかな・・・


(今、BSイレブン競馬中継が面白い・・・)
参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

