咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

残念、佐藤哲三騎手引退報道

2014-09-18 21:37:21 | スポーツ
 
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 一昨日、また一人、ベテランの騎手が引退するとの報道があった。
 勝負師と呼ばれた佐藤哲三騎手(43)である。

 2002年の有馬記念、番手追走から3コーナー手前で1番人気のファインモーションを交わして先頭に躍り出たタップダンスシチー。
 4コーナーから直線を向くと後続を8馬身も引き離して、ゴールを目指す13番人気のタップダンスシチー。

 この時、2番人気のシンボリクリスエスが、残り200で追いだして伏兵のタップダンスシチーにグイグイと迫る。
 鞍上はその頃短期免許で来日し、日本競馬界を席巻していたO.ペリエ騎手。
 そのムチに応えるかのようにゴール前、タップダンスシチーをキッチリ交わした。

 ラチ沿いを懸命に逃げた佐藤哲三騎手とタップダンスシチーには、度肝を抜かれたものである。
 その後、佐藤哲三騎手とタップダンスシチーは、ジャパンカップや宝塚記念などG1を制している。
 あの有馬記念から10年後の2012年11月24日、京都競馬第10レースで1番人気のトーシンイーグルに騎乗。
 4コーナーから直線を向いた際にバランスを崩して落馬。
 ラチの柵に激突し「左上腕骨開放骨折、左肩甲骨骨折、外傷性気胸、L4(腰椎)横突起骨折、左尺骨骨折」など無数の全身に及ぶ大けがをしていたとのこと。

 その後、幾度もの手術とリハビリを通して、現役復帰を目指していたらしい。
 ところが、残念なことには現役続行まで回復できないと判断し、引退を決意したとの報道であった。
 積極果敢な攻めのレースが得意であった同騎手、現役復帰もままならず引退を決意とは極めて残念なことである。
 追っかけ馬のアルマリンピアに今一度騎乗してほしかった・・・。

 常に危険と隣り合わせの競馬騎手、先般も内田博幸騎手の落馬事故もあった。
 武豊騎手も4ヶ月以上に及ぶ落馬事故を経験、その後復帰して活躍中であるが、以前のようなキレのある騎乗が見られなくなった。
 ・・・と、思っているのは、当方だけではないであろう。

 全ての騎手の皆さんが、大きなけがもなく、騎手生活を最後まで全うされることを願っている。(夫)


(出典:netkeiba.comニュース 抜粋)

[追 記]~引退決意を決めた佐藤哲三騎手~
 佐藤哲三騎手は「けがも多いジョッキー人生だったが26年は短かった。10場全場重賞制覇とか(残りは新潟のみ)、通算1000勝、ノースヒルズの馬でダービーや凱旋門賞を勝つこと…やり残したことはあるが、キズナと会ってかわいいと思ってしまった。それまで競走馬に対して抱かなかった感情。それで引退の決心がついた」と話した。
 今後は「まずは社会勉強。応援してくれたファンと一緒に馬券を買って、これまでお世話になったJRAを応援していきたい。全国のWINS(場外馬券売り場)を巡って、ファンと交流したい。先々、乗馬できる体になれば、調教師の道も頭の片隅に置いておきたい」とした。
(出典:JRAVAN NEXT 抜粋)

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


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