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残すところ、3日となった2016年。
最近では、あれもやっておけば良かった、これもやっておけばよかったと、思い起こすことがなくなっている。
日々是平穏。
そのような毎日を過ごしているためなのか、何事にも挑戦の意欲に欠けるのか。
これが年金生活者の悲哀なのかも知れない。
生と死が常に近くにあった戦国時代。
いつ寝首をかかれるものか、忠誠と裏切りが交錯する時代。
親兄弟であっても、いつどのような顛末になるのか、疑心暗鬼に包み込まれた時代。
そのような時代からすると、現代では真逆の平穏な日常である。
生と死の狭間の時代を力強く生き抜いた真田一族。
家族愛と兄弟愛がこれほどまでに緊密な一族は、この時代にあって極めて稀なことであったらしい。
その真田家の人々と、それを取り巻く時代を描いた「真田丸」。
この1年間、第1話から第50話が一気に駆け抜けてしまった。
明日、午後0時15分から夕方まで、総集編が4章に分けて放送されるとのこと。
これは是が非でも録画しておきたい。
室賀正武(西村雅彦)の「黙れ

この武将、鮮烈なデビューだった。
あの頃、大いに話題になった台詞でもある。
このドラマに登場の徳川家康(内野聖陽)、デビューの頃はいかにも滑稽で頼りなさそうに描かれる。
今までにない家康像だった。
関ヶ原前夜から、したたかな狸親父に変貌。
やはり、天下が目前になったこと、やっと自らの時代がやって来たとの好機到来。
これを逃すわけにはいかない。
そのようなことであろう。
一方、小豪族から大名へと上り詰める真田昌幸(草刈正雄)、そこまで辿り着くには凄惨な戦いもあった。
知略に富んだ昌幸なればこそ、末代まで真田の家名を繋ぐ礎を築くことができたのであろう。
「真田太平記」で丹波昌幸を間近に見て来た草刈正雄さん、最初はちょっと気負い気味だった。
その後、徐々に草刈昌幸となっていた。
そして、15歳から48歳まで、戦国時代を鮮烈に生き抜いた真田信繁(堺雅人)。
今一度、総集編でじっくりと見ておきたい。(夫)

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