咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

真田丸・・・総集編

2016-12-29 22:34:15 | レビュー

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 残すところ、3日となった2016年。
 最近では、あれもやっておけば良かった、これもやっておけばよかったと、思い起こすことがなくなっている。
 日々是平穏。
 そのような毎日を過ごしているためなのか、何事にも挑戦の意欲に欠けるのか。
 これが年金生活者の悲哀なのかも知れない。

 生と死が常に近くにあった戦国時代。
 いつ寝首をかかれるものか、忠誠と裏切りが交錯する時代。
 親兄弟であっても、いつどのような顛末になるのか、疑心暗鬼に包み込まれた時代。

 そのような時代からすると、現代では真逆の平穏な日常である。

 生と死の狭間の時代を力強く生き抜いた真田一族。
 家族愛と兄弟愛がこれほどまでに緊密な一族は、この時代にあって極めて稀なことであったらしい。
 その真田家の人々と、それを取り巻く時代を描いた「真田丸」。
 この1年間、第1話から第50話が一気に駆け抜けてしまった。

 明日、午後0時15分から夕方まで、総集編が4章に分けて放送されるとのこと。
 これは是が非でも録画しておきたい。 

 室賀正武(西村雅彦)の「黙れ小童」が、再び聞かれるから第1章の総集編あたりは注意して見ておきたい。
 この武将、鮮烈なデビューだった。
 あの頃、大いに話題になった台詞でもある。
 
 このドラマに登場の徳川家康(内野聖陽)、デビューの頃はいかにも滑稽で頼りなさそうに描かれる。
 今までにない家康像だった。
 関ヶ原前夜から、したたかな狸親父に変貌。
 やはり、天下が目前になったこと、やっと自らの時代がやって来たとの好機到来。
 これを逃すわけにはいかない。
 そのようなことであろう。

 一方、小豪族から大名へと上り詰める真田昌幸(草刈正雄)、そこまで辿り着くには凄惨な戦いもあった。
 知略に富んだ昌幸なればこそ、末代まで真田の家名を繋ぐ礎を築くことができたのであろう。
 「真田太平記」で丹波昌幸を間近に見て来た草刈正雄さん、最初はちょっと気負い気味だった。
 その後、徐々に草刈昌幸となっていた。
 
 そして、15歳から48歳まで、戦国時代を鮮烈に生き抜いた真田信繁(堺雅人)。
 今一度、総集編でじっくりと見ておきたい。(夫)
 


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コメント (2)
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