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土曜日の雨で不良馬場の中山競馬場。
ところが、皐月賞の開催された翌日は、朝から好天だったらしい。
馬場の方も、ワンランク、さらにワンランク回復し稍重までになっていた。
皐月賞の2つ前の第9レースでは、最後の直線外差しの決まるレースとなっていた。
内側より外の伸びる馬場。
相当に回復しており、渋った馬場を得意とする馬たちの出番は少なくなってきているようである。
午後3時40分、第80回皐月賞がスタートした。
狙いの13番ダーリントンホール、スタートのタイミングが合わなくてヨレるようにゲートを出てしまった。
4、5番手の競馬かと思っていたら、出遅れで思いもよらず後方からの競馬となった。
1番コントレイルは中団後方、7番サリオスは4、5番手の絶好位からの競馬。
レースは流れて3、4コーナー中間。
コントレイルはウマく外に出して、スルスルと先団へ上がって来ていた。
あっという間に上がっており、4コーナーから直線を向くと大外から難なく先頭へ躍り出る脚いろ・・・。
まるで父・ディープインパクトのような走り・・・とは、競馬解説者の声だった。
馬場の回復していた競馬場、やや力のいる馬場でも問題外の走りである。
素晴らしい。
3コーナー手前、コントレイルの直後にいたダーリントンホール、同馬が動くもついて行けない。
ダーリントンホールはスタートを決めて、サリオスの位置で競馬をしてほしかった。
直線の攻防。
早めに馬群を割って先団にいたサリオス、外からコントレイルが来るのを待って馬体を併せて、ゴールを目指した。
この2頭が後続を突き放し、叩き合いがゴールまで続いた。
コントレイルが外から半馬身抜け出したところがゴールだった。
3着には中団後方から伸びて来た16番ガロアクリークが、入線するも前の2頭から0秒7差も離されていた。
因みにダーリントンホールは、1秒1差の6着だった。
皐月賞を制した福永祐一騎手、クラシック三冠制覇の念願がやっと叶ったとのこと。
それにしても、2頭のG1馬の叩き合いは見ごたえタップリであった。(夫)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
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