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26日(日)、斎藤道三(本木雅弘)が義龍(伊藤英明)に家督を譲り、出家したシーンからスタートの『麒麟がくる』。
尾張の織田信長(染谷将太)に会見した道三は、すっかり信長を気に入っており、娘婿でもあることから盟約を交わしている。
そのことが気に入らない義龍と稲葉一鉄(村田雄浩)ら家来衆。
道三の正室の子・孫四郎(長谷川純)は、そのような考えを持つ義龍にとって代わろうと考えていた。
ただ、そのことは美濃を分断することにもなる。
一方、尾張では信長に敵対する清州の織田彦五郎(梅垣義明)が、駿河の今川義元(片岡愛之助)や義龍に通じていた。
尾張の守護代を殺めた彦五郎らは、守護代の嫡子を擁した信長たちによって殺められる。
清州城をはじめ尾張のほとんどが信長の軍門に下って行った。
このため、義龍は一鉄の助言を得ながら、美濃統一を図るため道三の正室の子・孫四郎らを暗殺。
一気に道三を美濃から追いやろうと画策する。
戦国の世の習いとはいえ、子が親を殺め、兄弟が兄弟を殺めるなどで身の安全と勢力を安定化することは常態化していた。
源頼朝しかり、武田信玄しかり、織田信長しかり、豊臣秀吉しかり、天下を狙い勢力を拡大する中で国の分断を怖れてのものであろう。
そのような戦国武将の所業は枚挙にいとまのないこと。
400年も、500年も昔の話。
ただ、一党独裁国家には、現代でも見られるようである。
それはとも角、『麒麟がくる』も戦国の覇者が懸命に生き抜こうと、それぞれの武将らの駆け引きが垣間見られる。
現代と違って、短い人生を懸命に生き抜こうとする姿に感動する。
歴史物語としては、筋立ては分かっているものの、予算たっぷりの大河ドラマとして歴史絵巻が繰り広げられる面白さなどにワクワクさせられている。
久々の戦国時代を扱った大河に期待し、満足しながら毎週見入っている。
ところで、昨日の競馬は、3場のメインレースをことごとく外してガッカリしながらも、大河ドラマの面白さに満足、まんぞくだった。(夫)

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